“無限くら寿司”で注目されるオンライン予約事業 はま寿司などの「Go To Eat対応」をゼンショーに聞いた

ITmedia ビジネスオンライン / 2020年10月29日 14時33分

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ゼンショーの「Go To Eatキャンペーン」への対応は(「はま寿司」のWebサイトより)

 「Go To Eatキャンペーン」への対応に、ファストフード大手だけでなく、大手牛丼チェーンも苦慮していることは関連記事で触れた。また回転寿司チェーン大手のくら寿司が、10月19日からオンライン飲食予約事業に参加したことが大きな話題になっている。予約サイトを通じて予約・来店すればポイントがもらえる点は、この事業に参加している他の飲食店と同じだが、ポイントを使って食事をすると、またポイントが付くからだ。

 2人以上でオンライン予約をすることが条件で、ディナーの場合、2人で2000円以上の飲食をすれば2000円分のポイントが付く。この2000ポイントを使って、オンライン予約をしたうえで2000円以上の食事をすると、また2000円分のポイントが付くことになる。

 そんな中、今回は同じく「はま寿司」などの回転寿司チェーンなど国内で20の外食ブランドを運営するゼンショーホールディングスを取材した。同社は、「Go To Eatキャンペーン」への対応をブランドごとに順次決めている。現在のところ、「ココス」「はま寿司」「すき家」などで参加を決めているものの、プレミアム付き食事券事業とオンライン飲食予約事業の両方に参加するかどうかは、ブランドによって対応が異なる。

●「ココス」と「はま寿司」

 ファミリーレストランの「ココス」は、10月26日からプレミアム付き食事券事業に参加する予定だ。予約・来店でポイントを付与するオンライン飲食予約事業にも参加する方針のもとに予約サイトとの調整を進めていて、10月26日から「EPARK」で利用できるようにした。

 「食べログ」でも利用できるようになる予定だが、開始時期は未定だ(編集部注:初出で【11月2日から「食べログ」で利用できるようになる】と記載していたが、ゼンショーホールディングスに問い合わせたところ10月30日午後3時時点で開始時期は未定とのこと)。ただ、一部のフランチャイズ店舗ではオンライン飲食予約事業に参加できないところもあるという。

 回転寿司チェーンの「はま寿司」は、「オンラインで予約するお客さまはほとんどいない」(ゼンショーホールディングス広報)ため、食事券事業のみで参加することを決めている。牛丼チェーンの「すき家」も食事券事業のみ参加する。

●「華屋与兵衛」「牛庵」「焼肉倶楽部いちばん」では?

 その他、肉の専門レストラン「牛庵」「焼肉倶楽部いちばん」などの焼肉レストランではオンライン飲食予約事業にすでに参加しているほか、和食専門レストランの「華屋与兵衛」では食事券とオンライン予約の両方を導入する予定だという。

 「Go To Eatキャンペーン」は、オンライン飲食予約事業と食事券事業の2つの異なる方式で実施されることから、ゼンショーホールディングスのように複数のブランドで全国展開している大手チェーンにとっては膨大な手間がかかる。

 広報担当者は「最初はGo To Eatキャンペーンがチェーン店を対象とするのかどうかも分かりませんでした。全国に展開するチェーン店ですので、地域によって差をつけたくないと考えてオペレーションを進めています」と話していて、準備が整い次第、順次参加店舗を広げていく方針だ。

(ジャーナリスト 田中圭太郎)

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