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米国人に「印象が良い」日本企業は? イメージランキングの結果が興味深い

ITmedia ビジネスオンライン / 2021年9月23日 7時42分

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米国人に「印象が良い」企業は?

 最近、米国の大学に属する研究者と雑談をしていたら車を購入したという話になった。聞くと、ホンダの車を初めて購入したという。理由は「評判がいい」とのことで、少し前に発表された調査リポートのリンクを送ってきた。

 リンク先を見ると、2016年の立ち上げから米メディア関係者の間で注目されるようになったニュースサイト「Axios(アクシオス)」と、米調査会社ハリス・ポール(HarrisPole)が共同で行った「2021 Axios Harris Poll 100(2021年 アクシオス・ハリス調査100)」の結果である。アクシオスは、政治専門紙の記者たちが立ち上げたメディアだ。

 調査は「企業評価指数」というもので、4万3000人近くの米国人の回答から100の企業をリストアップし、印象の良い企業と悪い企業をランキングにしている。

 ランキングには、米国でも知られる日本企業も含まれている。ホンダも含まれていたので、知人は筆者にリンクを送ってきたのである。ただよく見てみると、この調査自体が興味深いのだ。

 今回はこの調査結果から、米国民の間で良い印象を受けているのはどんな企業なのか。また日本企業はどう見られているのか、探ってみたい。加えて、1位になった企業を見ると、企業イメージの向上に何が必要なのかを知るヒントにもなる。

●最下位グループには意外な有名企業も

 ランキングを紹介する前に、調査方法について見ていきたい。

 調査では、対象の米国人に最も優れていると思う企業、イメージの良くない企業をそれぞれ2社選んでもらう。それによって集まった100社を調査対象にしている。

 さらに、全ての調査参加者に、100社を大きく3つの項目で評価してもらっている。項目は、「キャラクター性」「信用性」「企業の軌跡」である。3項目はさらに細かいカテゴリーに分けられて評価される。キャラクター性は会社のカルチャー、倫理感、市民権(価値観の共有)の3項目からなり、信用性はそのまま信用度だけで評価される。企業の軌跡では、企業のビジョンや成長期待度、商品力に分けられている。こうした要素が、採点の対象になる。

 ランキングはそこから導き出されているわけだが、100社中最下位は、トランプ・オーガナイゼーションである。言わずと知れた、ドナルド・トランプ前大統領の両親が立ち上げた企業で、ホテルやカジノなど不動産関係を中心に500近いビジネスを展開している。信用性、企業のビジョン、成長期待度の3項目で最下位になっており、大統領としての「汚名」がそのまま企業イメージになっているようだ。

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