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YOSHIKIが描く「AIと音楽ビジネス」の未来 日本主導のルール整備はなぜ必要か

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月31日 14時53分

 「さまざまな点で、日本は何となく欧米で決まったことに従ってきました。しかしAIについては日本から『こうするべきだ』と発信し、日本が主導して決めていくほうが僕は良いと思います。今はまだそのチャンスがあると考えています」

 日本がAIのルールメーカーになることができれば、さまざまな分野でビジネスチャンスが広がるはずだ。

●AIは「死後のビジネス」にも影響を与えるか?

 NHKは2019年、生前の美空ひばりの膨大な映像をAIに学習させ、3Dのホログラム映像によって等身大の美空ひばりを出現させる番組を放送した。同年末には「AI美空ひばり」として紅白歌合戦にも出場。故人の「再現」に関しては賛否両論が巻き起こった。

 YOSHIKIは「僕が亡くなった後、AI YOSHIKIが生き続けるのは、ファンにとってはうれしいことなのかもしれません」と話す。

 AIによってアーティストがバーチャルヒューマンとして活動できれば、短期的に見ても、ファンを喜ばせる事業になる。長期的に見てもアーティストが「永遠に生き続ける」ことになり、ポジティブに考えれば、アーティストの死後のビジネスとして新たな可能性を持つ。

 AI YOSHIKIが成功すれば、音楽業界の新たなビジネスとして先進事例となりそうだ。

(ジャーナリスト武田信晃、アイティメディア今野大一)

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