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「ナンバーレス化」が進むクレジットカード マイナンバーカードへの実装はまだですか?

ITmedia エンタープライズ / 2021年9月28日 7時15分

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ナンバーレスのクレジットカードの表面には何も記載されていない

 先日久しぶりに新しいクレジットカードを作りました。“必要に駆られて”というよりもほぼ興味半分で取得したこのクレジットカードは、「ナンバーレス」と呼ばれるタイプです。このクレジットカードは裏面に名前と発行年月が記載されているのみで、既存のタイプでは表面に大きく印字されているカード番号や有効期限、セキュリティコード(CVV2/CVC2)が記載されていません。

 筆者は三井住友カードで同カードを取得しましたが、近年こうしたナンバーレスのクレジットカードの取り扱いが増加しています。2019年にはAppleが同タイプのクレジットカード「Apple Card」を発表しました。

 ちなみにナンバーレスのクレジットカードにもカード番号はあり、専用のスマホアプリでカード番号やセキュリティコードを確認できます。専用のスマホアプリでカードの所持情報を持っていないとカード番号が分からないため、万が一紛失した場合でも高額のネット決済に悪用されるリスクはグッと下がります。「知らないことが最強のセキュリティ」を地で行く、非常に面白い“ガジェット”だと思います。

●進むクレジットカードのナンバーレス化 一方で不便なままのカードも

 ナンバーレスのクレジットカードにより強固なセキュリティを導入するとしたら、スマホで確認するたびにワンタイムのカード番号が発行されるといった仕組みが考えられますが、現状ではそこまで進んではおらず固定の番号が割り振られています。

 さらに、インターネット決済の度に異なる番号を発行して利用できる「バーチャルカード」を提供する事業者もあります。これと併用すればさらに安全な決済が可能になるでしょう。

 そもそもクレジットカードにエンボス加工されたカード番号は、「インプリンタ」という複写器具で伝票にカード番号を転記するためのものでした。しかし現在この工程はほとんど利用されていません。さらに、これまで主流だった磁気ストライプの読み取りによる決済の機会も減少しています。国際的なペイメントカードブランドのマスターカードは2024年から徐々にこの仕組みを廃止し、2033年には完全に終了すると発表しています。PINや非接触の決済が主流の現状を考えると、日本においても早い段階で見かけなくなることが予想されます。

●マイナンバーカードはユーザーにとって扱いづらい……

 上記の通りクレジットカードにはスマホでの決済を含め、大きな技術革新がありますが、対照的にマイナンバーカードはさまざまな制約から技術革新が進みづらい状況にあります。

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