「5G」免許交付 4キャリアのエリア、料金、端末はどうなる?

ITmedia Mobile / 2019年4月14日 12時0分

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5G周波数帯の割り当て概要(総務省公開資料より)

 既報の通り、総務省の電波監理審議会は4月10日、同省から諮問を受けた「第5世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定」について、原案を適当とする答申を行った。これを受け、同省は同日中に申請者に認定証(免許)を交付した。

 周波数帯(帯域)の割り当てを受けた各キャリアは、どのように5G(第5世代移動通信システム)の通信サービスを展開していくのだろうか。

●商用サービス:各キャリアともに2020年上期までに開始予定

 免許の交付を受け、各キャリアは全国に5G用基地局を設置できるようになった。総務省に提出された計画書によると、各キャリアは以下の時期に5Gの商用サービスを開始する予定を立てている。

・NTTドコモ:2020年春

・KDDIと沖縄セルラー電話(以下まとめて「KDDI」):2020年3月

・ソフトバンク:2020年3月頃

・楽天モバイル:2020年6月頃

 多少の時期の前後はあるが、2020年前半までには各キャリアの5G商用通信サービスが始まることになる。

 それに先立ち、NTTドコモでは9月から11月にかけて日本各地で開催される「Rugby World Cup 2019」の会場でのプレサービスを予定している。またKDDIは「2019年9月」(広報部)にトライアルサービス、ソフトバンクも「2019年夏以降」(広報室)にプレサービスを提供する予定となっている。

 暑さが和らぎ始めた頃には5Gを間近で体験できる機会が増え、寒さが和らぐ頃合いにはさらに身近になるだろう。

●展開エリア:キャリア間で違いあり

 今回の免許交付では、認定者に以下の条件が課されている。

・2021年度末(2022年3月31日)までに全都道府県で5G通信サービスを提供すること

・2024年4月10日までに5G基盤展開率(全国を10km四方のメッシュで区切った際のカバー率:計4464メッシュ)を50%以上にすること

 この2点は計画提出段階における「絶対審査」の基準(最低要件)となっているので、各キャリアともに計画上はクリアしている。ただ、その詳細を見ると、キャリアによって目指す方向性に差が見られる。

 2024年度末までに各キャリアが計画している全国の5G基盤展開率は以下の通り。

・NTTドコモ:97.0%(4331メッシュ)

・KDDI:93.2%(4160メッシュ)

・ソフトバンク:64.0%(2855メッシュ)

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