約半額の値下げで完全分離プランに 石川社長が語る、J:COM MOBILE新プランの狙い

ITmedia Mobile / 2021年1月29日 0時3分

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新プランの改訂内容

 ジュピターテレコム(J:COM)が、J:COM MOBILEの新料金プラン「J:COM MOBILE A プラン スタンダード」を2月18日から提供する。新たなプランは高速データ通信容量1GBで980円(税別、以下同)、5GBで1480円、10GBで1980円、20GBで2480円の4タイプ。引き続き、余ったデータは翌月に繰り越され、テザリングはオプション料金なしで利用できる。

 J:COMは2020年9月17日から、ずっと980円で使い続けられる1GBプラン、iPhone SE 64GBをセットで契約すると実質0円で持てる仕組みなどを提供してきたが、今回は料金を値下げし、通信と端末を完全分離するなど、大幅に刷新した。

 現在は1年間の契約期間、それ以前に解約すると請求される1000円の契約解除料もなくなり、端末の購入割賦回数は最大48回から最大36回へ。残債が免除される「スマホmoreプログラム」は廃止され、端末と通信料金が完全分離される。契約事務手数料は3000円に減額し、4月1日からはMNP手数料も無料になる。

●「特定関係法人」になっても適法の完全分離プラン

 J:COMの代表取締役社長 石川雄三氏は、J:COM地域子会社をKDDIの「特定関係法人」として追加することが諮問され、総務省がパブリックコメントを募集している件について触れ、「特定関係法人になっても今回の料金プランは適法になる」とした。ポイントは通信と端末の完全分離だ。以前から特定関係法人に指定される可能性を想定しており、完全分離プラン検討していたという。今回の新プランを早期にスタートできることになり、「早くから検討していてよかった」と語った。

 新プラン導入の背景については、総務省の「携帯電話ポータルサイト」に掲載しているデータを引用し、大手キャリアが無制限プランを訴求している中、実際のデータ通信利用量は「5GB未満が約67%、9割が20GB以下になる。MVNOは無制限で(大手と戦うこと)は厳しいが、実際のユーザーの利用状況を見ると、われわれも十分にいいサービスを提供できる。特に5GB未満にはたくさんのお客さまがいるので、そこを強化した」と説明した。

 新料金プランでは、5GB、10GB、20GBプランについては約半額に値下げ。余ったデータの翌月繰り越しは継続され、テザリングも無料。「オプションにも注力した」ということで、「通話5分かけ放題」は、キャンペーン期間中に申し込むと、通常月額850円のところ月額500円で永年利用できる。また、10GBプランは400円、20GBプランは500円割引になる「スタート割」も適用される。

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