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Xperiaが国内Androidシェア1位に躍進した理由 「ミッドレンジが好調」だけにあらず

ITmedia Mobile / 2021年11月24日 17時52分

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ソニーのスマートフォンシェアが国内2位の10.7%に(出典:MM総研)

 ソニーのスマートフォンが好調だ。MM総研が11月11日に発表した調査によると、2021年度上期における国内スマートフォンの出荷台数シェアでソニーがAppleに次ぐ2位に躍り出た。ソニーのスマホシェアは10.7%で出荷台数は157.1万台となり、前年同期比で51.8%もの増加となった。Androidスマートフォンに限っていえばシェア1位となる。

 2020年のスマートフォン出荷台数シェアでは、ソニー(旧ソニーモバイルコミュニケーションズ)はシャープ、サムスン電子に次ぐ4位の7.6%だった。2021年度上期のスマホシェア3位はシャープの10.4%、4位はサムスン電子の10.1%となり、3社が10%台で激しいシェア争いを繰り広げている。シャープやサムスン電子はミッドレンジモデルを中心に販売台数を伸ばしており、決して苦戦しているわけではないことを考えると、ソニーの2位は大躍進といえる。

●赤字だったスマホ事業が2020年度に好転

 2021年度上期におけるソニーグループの決算を見ると、スマートフォン事業を含むエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューションの売り上げは1兆1582億円(前年同期比+2634億円)、営業利益は1445億円(前年同期比+999億円)と増収増益を果たしている。第2四半期単体でも増収増益となっており、その要因に同社は「販売台数の増加によるスマートフォンの増収」を挙げている。

 ソニーのスマートフォン(Xperia)事業はここ数年間、苦戦を強いられていた。特に、2017年度~2019年度のモバイル・コミュニケーション(スマートフォン事業と固定通信事業)は減収減益に加えて赤字に見舞われ、グループ全体でも足を引っ張る格好となっていた。一方、2020年度は減収だったが、オペレーション費用を削減することで、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューションは519億円の大幅増益となり、モバイル・コミュニケーションも赤字を脱却して277億円の営業利益を上げた。

●ミッドレンジモデルの販売が「非常に好調」

 では、ソニーのスマートフォン事業は、なぜ好転したのか。同社によると、「Xperia 10 IIIやXperia Ace IIといったミッドレンジ、エントリーモデルの販売が非常に好調で、フィーチャーフォンや他社からの買い替えでもお選びいただけたことが大きな要因」だという。確かに、Xperiaは当初からハイエンドモデルが中心で、国内ではミッドレンジモデルを積極的に発売してこなかった。

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