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KDDIとローソンの提携で「ギガ」「クーポン」「ポイント」がお得に カギを握るpovoとPontaパス

ITmedia Mobile / 2024年9月21日 6時5分

 ちなみに、2%という還元率は、ローソンが導入しているドコモのdポイントを強く意識していることもうかがえた。ローソンでdポイントカードを提示すると、通常は0.5%が還元される。ただし、同店では16時から23時59分まで、還元率を1%に向上させている。さらにdポイントは、dポイントクラブのランクが「2つ星」で1.5倍、「3つ星」「4つ星」で2倍になる。条件を比較的達成しやすい「3つ星」の場合、dポイントカードを提示するだけで2%が手に入るというわけだ。

 10月3日にdポイントクラブが改定されると3つ星の還元率は1.5倍まで下がるが、それでも16時以降だと還元率は1.5%になる。d払いの1.1%と合わせると、2.6%還元だ。これに対し、PontaパスのPontaブーストが適用された状態でau PAYを使い、Pontaポイントカードを読み取ってもらうと還元率は最大で3%になる。Pontaパスをトリガーにしつつ、ローソンでのお得感を演出することでauやUQ mobileのユーザーを送客する狙いが透けて見える。

 auスマートパスプレミアムはキャリアフリーのサービスだが、名称が名称なだけに、auやUQ mobileのユーザー比率は高い。一方、Pontaパスにリニューアルすることで、その対象はローソンの利用者など、Ponta加盟店に通う人に広がる。回線契約者をローソンに送り込みつつ、逆にローソンの効果で他キャリアのユーザーにPontaパスを利用してもらえれば、KDDIにとっても新たな収益源になる。データ容量にクーポン、ポイントと連携方法が少々生々しすぎるきらいもあるが、各サービスを発表したことで、KDDIとローソンのシナジーがより明確になったといえそうだ。

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