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Galaxy Z Flip6で採用されたカメラのカラーリング、実はFlip5のメゾン マルジェラ限定モデルでテストしていた?

ITmedia Mobile / 2024年9月24日 16時0分

Galaxy Z Flip6で採用されたカメラのカラーリング、実はFlip5のメゾン マルジェラ限定モデルでテストしていた?

Galaxy Z Flip5 Maison Margiela Edition

 Samsungとファッションブランドのメゾン マルジェラがコラボしたスマートフォン「Galaxy Z Flip5 Maison Margiela Edition」は、2023年11月に一部の国で発売されました。発売と同時に完売するほどの人気となり、“幻のスマホ”とも呼ばれていました。

 両社のコラボは「Galaxy Z Flip4 Maison Margiela Edition」(2022年11月)が最初となります。ホワイトのボディーにメゾン マルジェラのカレンダータグを背面にプリントし、専用のテーマを搭載するなど、ブランドの世界観をそのままスマホに表現したといいます。

 第2弾となる今回のモデルは、一転してブラックを基調としており、202年のモデルとイメージを180度変えています。また、Galaxy Z Flip5がカメラのリング部分は本体と同色ですが、Galaxy Z Flip5 Maison Margiela Editionはフレームと同じシルバーに仕上げています。

 実はこのカラーリング、最新モデルの「Galaxy Z Flip6」の大きな特徴になっていますが、実はメゾン マルジェラとのコラボで先に採用されていたのでした。もしかすると、Flip6のカラーリングの先行テストもかねていたのかもしれません。

 側面を見ると、ヒンジ部分だけがブラックになっており、これも一般モデルとはカラーリングが異なっています。できればこのヒンジ部分にメゾン マルジェラのロゴを入れてほしいものです。

 背面のカレンダータグはもちろん「11」に丸が入っており、アクセサラリーコレクションの製品であることをアピールしています。テーブルの上に置くときは折りたたんでこの背面を表にして見せたいですね。

 今回は内部まで触れませんでしたが、メインディスプレイの壁紙もメゾン マルジェラ仕様です。他にもいくつかのテーマが入っていると思われます。また、ロック画面の下左右にあるアイコンは、中の絵がホワイトの色抜きになっています。2023年のGalaxy Z Flip5 Maison Margiela Editionではここが黒くなっていたので、アイコンセットのカラーリングも2023年モデルと逆転しているのでしょう。

 全体の仕上げは2023年モデルが明るく上品だったのに対し、クラシカルな雰囲気も出しています。フレームやパネルの組み換えを自在に行える設計のGalaxy Z Flipシリーズだからこそ、ブランドイメージに合った製品を出せるわけです。

 Galaxy Z Flip5 Maison Margiela Editionは残念ながら日本では販売されませんでした。2024年のGalaxy Z Flip6にも再びメゾン マルジェラモデルが出てくるのか気になりますが、その答えは11月頃に明らかにとなるでしょう。

 Galaxyのブランドコラボ製品は、限定数販売のため毎回すぐに完売してしまいます。レア感を高める意味合いもあるのでしょうが、折りたたみスマートフォンそのものの存在が一般的なスマートフォンよりプレミアムな存在と言えます。

 できれば数量を固定せず、年間を通して販売し、毎年のファッショントレンドに合わせて新しいモデルを投入する、そんな売り方もしてほしいと思うところです。

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