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「iPhone 16」は小型スマホ愛好者でも満足できる? 「iPhone 13 mini」から乗り換えた率直な感想

ITmedia Mobile / 2024年12月11日 6時5分

 移行プロセスは簡単で、iCloudバックアップを使用すれば、アプリの配置やシステム設定がほぼそのまま引き継がれる。Face IDの再設定など、最小限の初期設定で済むため、新しいデバイスへの移行に伴うストレスはほとんどない。

 1週間も使い込むと、すっかりiPhone 16の操作に慣れ、むしろ大画面のメリットを実感するようになった。コンテンツを楽しむ時間が増えたと感じる。iPhone 13 miniを使っていたときよりも、ゲームをプレイする機会が増え、大きな画面で動画を視聴したりWebブラウジングをしたりする快適さを享受している。

 もっとも、片手操作の容易さは確実に失われている。簡易アクセスという画面を下げる機能は健在だが、iPhone 13 miniのような完全な片手操作の快適さには及ばない。これは、大画面化に伴うトレードオフといえる。

 ベッドサイドに置きっぱなしのiPhone 13 miniを手に取ると、「このサイズ感、密度がいいよね」と思わせてくれる。小さな画面に凝縮された情報、SNSを片手で完全に操作できる心地よさ、ポケットにすっぽり収まる安心感。それらの魅力を再確認させられる。

●iPhone 13 miniからは明確に性能が向上 ゲームのプレイでも実感

 スペックの比較では、iPhone 13 miniのA15 Bionicチップに対し、iPhone 16ではA18チップを搭載している。具体的なベンチマーク結果を見ると、iPhone 16の性能向上が明確に示されている。

 Geekbench 6によるiPhone 16のベンチマークスコアは、シングルコアスコアが3233、マルチコアスコアが7831、GPU(Metal)スコアが2万8048となっている。

 iPhone 13 miniと比較すると、iPhone 16はシングルコア性能で約47%(2199から3233へ)、マルチコア性能で約49%(5244から7831へ)、GPU性能で約52%(18481から28048へ)の向上を示している。

 直近のiPhone 15 Proと比較しても、iPhone 16は性能向上を達成している。シングルコア性能では約11%(2908から3233へ)の向上が見られ、マルチコア性能も推定で10%以上の向上が見込まれる。GPU性能においても、約3.5%(27105から28048へ)の向上が確認されている。

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