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「dカード PLATINUM」はどんなユーザーがお得になる? GOLDからアップグレードすべきか検証してみた

ITmedia Mobile / 2024年12月19日 18時44分

4. ケータイ補償として最大20万円付帯

●1.ドコモのケータイなどの利用料金で最大20%ポイント還元

 「dカード」はドコモのクレジットカードだけに、ドコモのスマホプランやドコモ光、ドコモでんきなど、ドコモサービスの利用でポイントが大きくたまる。dカード GOLDでは10%ポイント還元のところ、dカード PLATINUMでは初年度20%還元になり、2年目以降は毎月の利用金額に応じて10~20%還元になる。

 対象のプランは「eximo」「eximoポイ活」「ドコモ光」「爆アゲセレクション」「ドコモでんき Green」で、その利用料金の支払い方法をdカード PLATINUMに設定することでポイントがもらえる。なお、「ahamo」「irumo」「ahamo光」は対象外だ。

 ドコモでんき Greenの電気料金も初年度は一律で、2年目以降は毎月の利用金額に応じて最大20%還元になる。還元されるポイントはエリアによって異なる。

 この1の特典でどれくらいのポイントが得られるのか、eximoポイ活とドコモ光の料金で算出してみた。ドコモでんき Greenは使用量によって金額が変わるため、総務省の家計調査の数値を引用。2人以上世帯の月平均の電気代1万2265円(2023年)を、東京電力エリアのポイント還元率で算出してみた。

 初年度の高還元率のときはもちろん、2年目以降のポイント還元率でも、もらえるポイントは大きい。スマホや自宅のインターネット、電気などの毎月必ず支払う固定費で得られるポイントで、dカード PLATINUMの年会費がほぼまかなえるイメージだ。最大限の還元の場合は年会費を支払ったとしても、2万ポイント程度が獲得できる。

●2.年間の利用額に応じて最大4万円相当の特典

 年間のカード利用額に応じた特典もある。dカード GOLDでは年間100万円の利用で1万円分相当。dカード PLATINUMの場合はさらに年間200万円で2万円相当、年間300万円で3万円相当、年間400万円以上で4万円相当と、特典が追加される。

 現在、dカード GOLDで年間200万円以上の支払いがある人なら、dカード PLATINUMにするメリットがあるだろう。月間25万円の利用額なら3万円相当の特典が得られるので、年会費2万9700円の元が取れる。

●3.マネックス証券の「dカード積立」で最大3.1%ポイント還元

 dカード PLATINUMではクレカ決済で資産運用ができる「dカード積立(dカードのクレカ積立)」することで、毎月の積立額に対して最大3.1%のポイントがもらえる(年間最大3万7200ポイント)。

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