ガチ勢は歩かない? 掟破りな位置情報ゲーム「テクテクテクテク」の味わい方

ITmedia NEWS / 2019年1月12日 7時0分

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「テクテクテクテク」(公式サイトより)

 ドワンゴの位置情報ゲーム「テクテクテクテク」を始めて、約1カ月がたった。自分が歩いたエリア(街区)をタップして塗りつぶすゲームだが、前回のコラムでも書いたように、歩かなくても遊べるのが特徴。「となりぬり」という機能を使えば、実際に歩かなくても隣接したエリアをポイント数に応じて延々と塗りつぶすことができる。

 タレントの伊集院光さんが、こんなツイートをしていた。要は、家の中でひたすらヌリヌリするだけで陣地を拡大でき、プレイヤーランクやレベルが上がったりするのだ。

 ゲームの楽しみ方は人それぞれだが、筆者も「テクヌリヌリヌリ」くらいの割合になっている。また、テクテクテクテクでは実際に歩いた場所を記憶し、24時間以内なら後から塗ることができる「よやくぬり」という機能もある。なので、効率良くマップを塗っていくにはバスや電車などでの移動が有効だ。社内にも何人かヘビーユーザーがいるが、「ゴトゴトゴトゴト」(電車)や「ブーブーブーブー」(クルマやバス)な人が多い印象だ。

 「実際に歩いた場所だけを塗る」という縛りプレイをする人もいる。位置情報ゲームにRPG要素を加えた奥の深いゲームなので、プレイヤーの数だけ楽しみ方もあるようだ。

 ものぐさな筆者は、乗り物にすら乗らずに家の中で“こたつプレイヤー”としてひたすらヌリヌリする日々が続いていた。ヌリヌリしてレベルを上げて装備を調え、敵モンスターと戦う。年末年始ならではの「ミカン・オン・ザ・餅」という期間限定モンスターも現れ、こたつとミカンのコンビでぬくぬくと年末を過ごしていた。

 これはもしかして引きこもりを加速するゲームなのではないか――そんなことを考えていた矢先、新幹線で実家に帰省することになった。帰省すると、テクテクテクテクの新しい楽しみ方や、歩くことの楽しさなどが見えてきた。

●別次元へいざなう“新幹線塗り”と京都上陸

 今でも多くのユーザーが遊んでいる位置情報ゲーム「Pokemon GO」は、安全性を考慮し、自動車や電車などに乗っているときは時速制限がかかるが、テクテクテクテクにはそうした制限がない。

 新幹線でよやくぬりをすれば、それはもうすごい勢いでマップを塗りつぶせるのではないか。アプリを起動し、ドキドキしながら新幹線が動くのを待つ。実際に新幹線が走り出すと、案の定ゲーム内アバターが猛スピードで走り出していく。

 しかし、通信の問題なのか端末の問題なのか、グラフィックの描画が間に合わず、あっという間にマップは真っ白になってしまった。背景に見える巨大な富士山と、何もない真っ白なマップ、そしてアバターのみという殺風景な景色。発車時と到着時のよやくぬりははかどるが、本格的に走り始めてしまうと、それ以降のプレイはスマホの性能や通信環境に依存する。

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