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iOS 18の“広告ぶっ壊し”機能、広告以外もぶっ壊れることにちょっと安心したけれど

ITmedia NEWS / 2024年9月24日 11時58分

 自分の食い扶持が失われるのだろうか……恐る恐る試してみて拍子抜けした。使いにくいのだ。

●広告だけじゃなく、コンテンツもぶっ壊れる

 URLバー左側にある四角いアイコンをタップし、「気をそらす項目を非表示」という項目を選ぶ。

 すると、表示されたWebページから、好きなエリアを選べるようになる。消したいエリアをタップすると、砂嵐のようなアニメーションとともにそのエリアがスッとが消える。

 広告を消すこともできるが、記事内のテキストや画像、表など、コンテンツ自身も消せてしまう。これは広告ブロッカーではなく“広告を含む全コンテンツ消し放題”機能なのだ。

 ページを遷移すると、また全てのコンテンツが表示されるので、広告を消したければまたメニューを選び、そのエリアを指定する必要がある。

●今のところは「面白機能」

 広告だけを自動で選んで消されてしまう広告ブロッカーは、ITmedia NEWSのようなコンテンツビジネスに致命傷だ。

 だが「気をそらす項目を非表示」は現状、ページごとに消すコンテンツを選ぶ必要があり、手間がかかる。誤タップすると、読みたいコンテンツも消えてしまう。今のところこの機能は「コンテンツが砂嵐とともに消える面白機能」にとどまってくれているので、広告が命綱のWebライターとしてはホッとした。

 だからといってWeb広告は安泰、というわけでないだろう。ユーザーにとって邪魔な広告が増えていけば、広告ブロッカーを望む人も増えるし、そもそもコンテンツを見なくなる人が増えてしまう。この機能は、Appleからの、Webコンテンツ業界への警鐘なのかもしれない。

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