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ガチ動画カメラの静止画性能は? パナソニック「GH7」を試す

ITmedia NEWS / 2024年9月29日 16時35分

 動画がメインのモデルだが、基本的にはデジタルカメラであり、上から見ると動画に特化してるわけじゃないのが分かる。深いグリップの上面にはドライブモードや撮影モードダイヤルがあり、そこは普通のハイエンドミラーレス一眼だ。

 ただ、赤い動画撮影ボタンと、その上にオーディオ情報表示ボタンがある。動画撮影ボタンは押しづらい位置だと感じたが、撮影モードを動画にするとシャッターボタンでも録画できる。これはよい。

 オーディオ情報表示ボタンを押すと、画面にオーディオ関連の設定とレベルが表示され、撮影前にオーディオのチェックを行うことができる仕様だ。

 背面はフォーカスモードレバーとAFモードボタンが一体化したLUMIXならではのデザイン。

 ボディのデザインや操作系はGH6と同じと思っていい。

●まずは写真を撮ってみる

 と、プロ仕様の動画撮影機能を強化した本格的なカメラであるが、ここではいつものようにデジタルカメラとしての側面をチェック。

 基本ISO感度はISO100で、最高でISO25600。

 とりあえずいつものガスタンク。レンズは標準ズームの12-60mm F2.8-4.0。

 ディテール描写もすぐれている。iダイナミックレンジをオフで撮影したからかコントラストは高め。

 では感度を上げてみる。

 ISO3200で夜景。F8まで絞り、1/8秒で撮影した。

 さらに高感度に。ISO12800まで上げて、室内の猫を。

 レンズは35-100mm F2.8。35-100mmというのは35mmフルサイズでいう70-200mmm相当の画角になる。

 被写体検出は動物で。マイクロフォーサーズ機としては高感度ながらディテールまでしっかり出ていてよい。

 マイクロフォーサーズ機はセンサーサイズが小さいので高感度に弱いと思われがちだが、昔に比べるとかなり性能は向上している。GH7はボディこそ大きめだが、レンズがコンパクトに収まる分、非常に使い勝手がいいのだ。特に35-100mmでF2.8のレンズがこのサイズに収まったのは良い。

 100mmでF2.8なのでボケもそれなりに楽しめる。

 超広角レンズの8-18mmF2.8-4.0はコンパクトな超広角レンズ。

 チルトフリーアングル式のメリットを生かしてこんな真上から超広角写真を撮ってみた。

 広角で動画を撮りたいとき、手ブレ補正を強にすると画角が約1.25倍と少し狭くなるので、超広角ズームは動画時もメリットが大きい。

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