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NHKの「ネット受信契約(案)」が“ダークパターン”過ぎて見過ごせない件 一度“同意”したら取り消せない、は取り消しか

ITmedia NEWS / 2024年11月30日 16時38分

 そもそもネットサービスにおいて各アカウントの利用状況はサービス事業者のシステムで確認できて、ユーザー宅の端末を調べる必要などない。それがもっとも早く確実で利用者の理解も得られる。なによりスマートフォンは1人1台に近いレベルで普及し、生活必需品になっている。個人的にNHKの方法論は、“スマホを人質をして契約継続を迫っている”ようにみえる。

●NHKの存在意義は?

 NHKは、基本的にテレビと同じ契約スキームをネット契約に持ち込みたい考えのようだ。しかし半世紀以上前のテレビ黎明期につくられた手法を、現代のネット契約に持ち込むのは多分に無理がある。

 前編の冒頭で取り上げたように、すでに2割を超える国民がテレビとはあまり縁のない生活をしている。にも関わらず、まるで視聴者を確保するためにネット上に“罠”を張ろうとしているかのようだ。

 仮に今回の契約手順(案)がそのままの仕様でサービスが始まったとしたら、ダークパターン対策を進めている総務省など各省庁は面目がつぶれ、NHKの倫理観、その存在意義に疑問符を付ける国民が増えることになるだろう。

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