百花繚乱、自転車シェア メルカリの1分4円自転車シェア「メルチャリ」は何が違う?

ねとらぼ / 2018年2月14日 9時25分

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赤いカラーで統一したメルチャリの車両

 メルカリは2月13日、自転車シェアリングサービス「メルチャリ」を2018年2月27日に開始すると発表しました。まずは福岡県福岡市で、50ポート/200台の体制で運用を始めます。

 メルチャリは、フリマアプリ「メルカリ」の基盤を生かし、「1分4円」の時間課金スタイルで自転車を借りられるサービス。メルカリIDと連携し、「いつでもどこでもすぐ使える」を工夫した使い勝手を特長とします。借りる自転車の検索、利用予約、解錠までの一連の手続きをスマホアプリだけで行えます。

 自転車に車両位置を追跡するGPSと通信機能を内蔵したスライドロック型の鍵を備え、スマホアプリで借りる自転車のQRコードを読み取れば解錠できるようになっています。また、GPSによって車両の位置を把握できることから、目的地に到着したら最寄りの駐輪スペースへ止めればOK(借りた場所へ返さなくてもいい)とする乗り捨て利用も可能です。「駅から目的地へ」といった短時間利用がほとんどで、同社によると利用時間の平均は15~30分前後と想定しています。30分の利用ならば料金は120円です。

 国内の自転車シェアリングサービスは、2014年に自治体とNTTドコモ(ドコモバイクシェア)が連携してサービスを開始。ソフトバンクグループのOpenStreetは自治体などと連携したサービスを展開、また同グループのソフトバンク コマース&サービスも中国ofo(オッフォ)と協業してサービスを開始します。携帯電話事業者以外にも、2017年はセブン-イレブン、LINE、Mobikeなど、それぞれ多くのユーザーを抱える企業やサービスの参入表明が相次ぎました。その中でメルチャリは「共同運用型」と呼ぶ仕組みを採用することで、他社との差別化を図る考えです。

 共同運用型とは「サービス運営側だけでなく、利用者や地域の企業が自主的に参加し、サービス改善や拡充を図っていく考え方」とメルカリ執行役員で、メルチャリのサービス運営会社であるソウゾウ社長の松本龍祐氏は説明します。メルチャリの「駐輪スペース(ポート)」は、サービスに賛同した地域の民間企業や店舗の空きスペースに加えて、個人宅へも設置可能。個人ユーザーにも設置を呼び掛けます。個人利用者が自宅の空きスペースを提供することでポートが増えていき、同時に地域も、利用者自身もより使いやすくなっていくという考え方です。また個人商店などでも客の呼び水になります。

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