「netgeek」運営者情報に20万円の懸賞金 「これは支援する」など賛同の声も

ねとらぼ / 2018年10月3日 17時50分

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永江一石さん。リクルート、ライブドアなどを経て現在はITコンサルタントとして活動。2016年にはブログでDeNAの「WELQ問題」をいち早く取り上げ、一連の「キュレーションメディア騒動」の火付け役となりました(画像は永江さんのサイトより)

 ニュースサイト「netgeek」に名誉を毀損(きそん)され、営業妨害を受けたとして、ITコンサルタントの永江一石さんが、netgeekの運営者情報に20万円の賞金を懸け話題となっています。ネット上では永江さんの思い切った行動に対し「やりすぎ」といった声もみられた一方、netgeekのこれまでの悪質行為を踏まえ「これは支援する」「こういうやり方でやり返すのは面白い」など賛同する声も多数。なお、永江さんに取材したところ、ブログの公開直後からかなりの反響があり、1時間ほどで「欲しい情報は入手できた」とのことでした。

 netgeekといえば以前から、デマやフェイクニュース、中傷、無断転載などが問題視されていた“匿名”ニュースサイトの1つ。一見すると普通のニュースサイトに見えますが、運営会社名・管理人情報などは一切明かしておらず、匿名であることを盾に、裏付けのないデマの拡散や極端な誇張、過激な誹謗(ひぼう)中傷、著作権侵害といった悪質行為を繰り返していました。

 騒動の発端となったのは、netgeekが9月21日に掲載した「【炎上】永江一石、喫煙席に乗り込んでタバコに文句を言う奇行」という記事。永江さんのツイートを転載(※)しつつ、永江さんの行動を「常識では考えられないような奇行」「頭のおかしい投稿」「日本中が騒然」「投稿はネット上で大炎上」などと批判する内容で、記事内では「まともな人の経歴ではない」「口八丁のインチキコンサルタント」など、永江さんに対する中傷も多くみられました。

※Twitter公式の埋め込み機能を使っておらず、ツイートの利用ルールにも違反

 しかし、そもそも記事中で取り上げられている永江さんのツイートですが、実際には42回しかリツイートされておらず(記事執筆時点)、「日本中が騒然」「大炎上」といった表現や、そもそも記事で取り上げるべきニュースだったかについては疑問が残ります。また永江さんによれば、「喫煙席に乗り込んで」というタイトルについても、「喫煙席と事前に分かっていれば(店に)入るわけもなく、前提自体が捏造で誤認させようとしている」とのことでした。

 永江さんはその後、自身のブログでnetgeekに対し反論。netgeekの記事は多くの事実誤認を含んだ「捏造デマ」であるとしつつ、記事によってさまざまな「実質的な損害」を被っていることを主張しました。そのうえで、相手が「運営者情報を必死に隠して」おり、さらに「悪意のある捏造デマを意図的に撒いて金儲けしている」ことから、正面から情報開示請求や訴訟を行っても効果は薄いと考え、「運営者情報に賞金を出す」ことを決めたといいます。

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