勝者になるには、自ら告白するなど愚の骨頂! 相手を動かすための恋愛詰将棋「かぐや様は告らせたい」アニメ開始

ねとらぼ / 2019年1月13日 0時0分

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かぐやと御行

 恋愛は告白した方が負け! 「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、相手から自分に告白させるためにあらゆる知力体力を用いて戦うエリート学生たちが主人公のラブコメディー。とても賢くて、かなり面倒くさくて、そして愛しい少年少女の、生徒会青春物語です。

●告らせるってなに?

 1巻表紙と「天才たちの恋愛頭脳戦」というタイトルだけを見ると、なにやら格式高そうな真剣勝負ものをイメージしそうになります。もっとも実際のノリは、原作一話を読めばほぼわかります。未読の人は、掲載されている一話目を読んでね!

 エリート校の私立秀知院(しゅうちいん)学園に通う中でも、トップの2人。日本四大財閥の令嬢にして、あらゆることに秀でた天才、副会長の四宮(しのみや)かぐや。質実剛健、聡明英知、全国トップクラスの秀才、生徒会長の白銀御行(しろがね・みゆき)。ひときわ目立つ2人は「お付き合いなされてるのかしら?」なんてささやかれるほどにお似合い。

 実は心の中ではお互い惹かれ合っているものの、双方のプライドが自ら告白することを許さない。相手から告白してきたら「付き合ってやってもいい」という構え。

 お互い「相手は自分のことを好きだろう」という推測はある。自分の気持ちはちゃんとわかっていないものの、相手への意識の度合いは尋常ではない。

 かくして始まる、「いかに相手に告白させるか」という、何手も先を読み合う将棋のごとき攻防。

 問題は2人共、人間関係の機微についてはポンコツで空回りなところ。面白いのは2人共、ズレ方が似ているので攻防が成立してしまうところ。やっぱりお似合い。

●知識はあるけど経験はなし

 お互い頭は極端によく(かぐやは天性の才能、御行は努力の人という感じ)カリスマも高い。人間交渉術的なものは心得ているようです。ただ、柔軟性が全くなく、咄嗟(とっさ)の対応ができない。経験不足です。

 かぐやが繰り出した「純真無垢(カマトト)」ムーブ。解説によると、表情声音はテクニックとして磨かれたものらしい。訓練したらしい。これには御行も、一瞬たじろぐ!

 どう誘い、切り返すか。どう流れを作って、相手を手のひらの上で動かすか。状況を自分のペースに持っていくには、どう動くか。さながら武術の試合のよう。

 実はこの前にも、かぐやは「懸賞を偽造」「藤原書記(後述)のポストに投函」「会長の少ない休日を狙い打ち」という手順をわざわざ踏んで、「藤原書記が持て余したチケットを生徒会の2人(かぐや・御行)に渡す」というルートを作成。目的のためには手段を選ばないのが、かぐやのスタイルです。

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