水族館にいそうな「変な魚」をさばいてみたら…… 見た目からは想像できない味に驚き！→「珍しい魚！ 見たことがない」「勉強になります」

　まずはみじん切りにした玉ねぎと白ワイン、ワインビネガーをフライパンに入れ、水分がなくなるまで煮詰めていきます。水分がほぼなくなったところに小さく切っておいたバターを次々と入れつつ、泡だて器でかくはんしながら火にかけ続けます。

　このソースは分離してしまうと失敗とのことですが……残念なことに、作ったソースは完全に分離してしまいました。フレンチの基本のソースではあるものの、失敗してしまう人も少なくないのだそうです。

　ブールブランソースを作るためにさまざまな材料を用意し、バターを100グラムも使ったにもかかわらず失敗してしまい、とてもがっかりしている様子のへんな魚おじさん。一緒に出演している“ヒゲの兄貴”がさりげなくなぐさめてくれますが、どうにもショックがぬぐえないようです。

　がっかりしつつ切っておいたカマスベラの身に塩コショウや粉をふり、油を引いたフライパンで焼いていきます。作ったソースにはレモン汁を入れて、レモンバターソースへと変更。そして焼きあがったカマスベラの身にレモンバターソースを豪快にかけ、カマスベラのムニエルが完成しました。

●カマスベラを食べてみる

　いざ実食タイム、まずはカマスベラのムニエルを食べてみることに。カマスベラの身は少し水分が多いけれど、ふわっとしていてとてもおいしいとのこと。レモンバターソースもカマスベラの味や身の質に合っていて、おいしかったようです。

　次はカマスベラのお刺身を食べていきます。今日は何から何までうまくいかないと嘆いていたへんな魚おじさんですが、お刺身を口にすると表情が一変。ムニエルもおいしかったけれど、お刺身にすると柔らかい中にねっとりとしたおいしさがあるそうです。

　カマスベラは「ベラはベラでもおいしいベラ」で、今まで食べたベラの中でベスト3には入る味だったとのこと。その不思議な見た目からは想像できなかったけれど、カマスベラはとてもおいしい魚であることを知ることができた、へんな魚おじさんとヒゲの兄貴なのでした。

　カマスベラのおいしさに驚きつつも、やはりブールブランソースを失敗したショックから立ち直れていない様子のへんな魚おじさん。ブールブランソースを作るコツや今回失敗してしまった理由が分かる人は、ぜひコメントで教えてほしいとのことです。

●「勉強になります」「珍しい魚！見たことがない」の声

　動画には「カマスベラ……見るも初めて、聞くも初めてです。勉強になります」「珍しい魚！　見たことがない」「私も先日和歌山県那智勝浦でカマスベラ初めて釣り、食べましたー見た目と違い美味しかったです！」「兄貴のツッコミと励ましの言葉オモロイ」といった、たくさんのコメントが寄せられています。

　同チャンネルでは珍しい魚のほか、脂の乗った魚や、一般流通していないけれどおいしい魚などを紹介。情報はX（旧Twitter／@_Sakana_Ojisan）とInstagramでも発信しています。

画像提供：YouTubeチャンネル「へんな魚おじさんの寝言【Weird Fish Dude & Beard Brother】」