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黒留袖をざっくり切って大胆リメイクしたら…… 完成した“普段使いのオシャレアイテム”に「感動しました」「素敵!」

ねとらぼ / 2024年12月10日 9時0分

 上下の表地を中表に合わせて背中心や脇をクリップでとめ、ミシンで縫います。縫い代は下に倒すようにしてアイロンをかけます。

 裏地を縫います。表地を包み込むように裏地をひっくり返し、返し口を20センチほど残して中表で縫い合わせます。縫い終わったら返し口から表に返し、返し口を手縫いで閉じます。

衿の始末をします

 衿の裏についていた白い布と掛け衿(黒い布)を外します(本体の衿が外れそうになってしまったため、途中でしつけやまち針で対応しています)。

 衿の長さが足りなかったため、折りたたまれている部分をほどいて縫い直し、丈を長くします。表の柄に衿がかかってしまうため、位置を調節して柄を生かす位置に付けて行きます。

 衿の裏に当てる布が必要なのですが、残っている布では足りないため、自宅に残っていた大島の羽織の衿を外して使います(幅16.5センチ×長さ240~260センチ、1センチの所で折ってアイロンの折り目をつけておく)。

 本体の衿に裏用の布を配置し、中表になるようにセットして、ズレないようにしつけをしてから1センチの縫い代でミシンで縫い、裾の布端を包み込むようにして表に返します。

衿を仕上げます

 衿の裏からアイロンをかけ、布端を整えて手縫いでコの字にかがります。本体の衿と裏布を、すくいとじで縫ったら完成です。

 出来上がったコートは、尾長鳥の柄が印象的な仕上がり。ちょっとしたお出掛けにも、街歩きにも重宝しそうです。「衿の裏布は黒にすれば良かった」などの反省点もあるようですが、その場その場で方法を考えて手を動かせるのはすごいことだと思います。留袖は袷(あわせ)なのですごく暖かいとのこと。前をブローチで留めるアレンジもすてきです。

 コメント欄には「留袖がこんな素晴らしいコートに変身」「丈もお似合いな長さですね」「色留袖で作っても良さそうですね」といった声が寄せられています。

 rianさんはInstagramでも情報を発信中。一閑張のバッグやワークショップの情報は、Webサイト「一閑張り利庵rian」から確認できます。

画像提供:YouTubeチャンネル「一閑張り利庵rian」

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