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餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた

ねとらぼ / 2024年12月15日 20時30分

餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた

保護当時はあばら骨が浮き出るほどでした

 人間を警戒し、衰弱していた元野犬が、保護された先で愛されて別犬のようになったビフォーアフターが2022年11月にX(Twitter)で話題になりました。そのワンコの名前は「ミソ」さん。当時ねとらぼの記事でも紹介して反響を呼んだミソさんについて、2年が経った現在の様子などを飼い主さんに聞きました。

●あばら骨が浮かび上がるほどガリガリだったミソさん

 飼い主は台湾在住の阿雞さん。ミソさんと出会ったのは2016年、場所は台湾新北市の海辺で、ミソさんはあばら骨がくっきりと浮かび上がるほどガリガリに痩せた状態でした。うなり声を上げたり、歯をむき出しにしたりと激しく警戒していましたが、たとえ噛まれても痛くなかったと阿雞さんは振り返ります。それほどミソさんは弱っていたのでした。

●飼い犬だったなごりのようなものも……

 ミソさんは野犬たちのグループに入れず、ご飯を食べられずにいたようです。それに加えて、保護からしばらくして慣れると“おすわり”をしてみせたことから、もしかしたらミソさんは元飼い犬だったのかもしれません。悲しげな表情が印象的で、保護時の体重はたったの11キロしかありませんでした。

 阿雞さんの家族に加わってから6年後、ミソさんの体重は27キロまで増え、ムキムキになった体格だけでなく、自信に満ちた精悍な顔つきへと変化! その貫禄のある姿には「めちゃくちゃ男前」「かっこいい」「幸せになってよかったです」「本当に同じワンちゃんですか? と言いたくなるほどの変身!」と驚きや感動の声が寄せられました。

●さらに2年後……

 このビフォーアフターは現在4700件以上の“いいね”を獲得。話題になったミソさんの現在の様子や、前回掲載された記事の反響について、ねとらぼ編集部が飼い主さんにお話を聞きました。

――投稿や記事には大きな反響がありました。反響への感想や印象的なコメントがあれば教えてください

飼い主さん:さまざまなコメントを頂きましたが、これをきっかけに「野良犬」や「野良犬を飼う事」に対して関心を持たれた方がいてうれしく思いました。

――その後、ミソさんは元気に過ごしていますか?

飼い主さん:とても元気です。散歩中にしばしば毛並みの良さを知らないおじさんに褒められます。

――ミソさんと暮らして分かった性格やチャームポイントを教えてください

飼い主さん:知らない人に対しては警戒心がとても強いのですが、家族に対しては愛情深いです。また、とても甘えん坊なので家族が家にいるときは常にすぐそばにいます。

(了)

 キリッとしたクールな表情から、のほほんとした表情までと、出会ったころと打って変わって表情豊かになったミソさん。家族に対して愛情深いというお話からも、たくさんの愛情を受けていることが伝わってきますね。また本当は甘えん坊な性格だとわかってから出会った当時の様子を振り返ると、よりうるっときたり……。

 そんなミソさんと同居犬の「こげパン」さんは、阿雞さんのXアカウントにたびたび登場。2匹が美しい毛並みをしている理由と思われるブラッシングの様子や、一緒にお散歩する穏やかな日常を見ることができます。

画像提供:阿雞(@SCMcrocodile)さん

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