大型のE Inkタブレット「Boox Max3」を試す(入門編)

ITmedia PC USER / 2019年11月13日 12時0分

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Onyx International「Boox Max3」。13.3型のE Inkディスプレイを搭載する。もちろん技適も取得しており、国内ではSKTから販売される

 ドキュメントの表示に最も適したタブレットと問われて、12.9型iPad Proを思い浮かべる人は多いだろう。実際、B5サイズをほぼ原寸で表示できる12.9型iPad Proは、ドキュメントビューアとして非常に魅力的だ。

 とはいうものの、これだけ画面が大きいと輝度などを最適化していても、目が疲れてしまうこともしばしば。重量も600gオーバーということで、長時間続けて保持するのはちょっとつらい。

 そういった人にとって注目なのが、ここで紹介するOnyx Internationalの「Boox Max3」だ。これはBooxが生産するAndroidタブレットの最新モデルで、13.3型のE Ink電子ペーパーディスプレイを搭載しつつ、500g以下という軽量ボディーを実現している。Androidゆえ、Google Playストアも利用できる。

 今回の前編では基本的なスペックや特徴、アプリケーションの使い方について、次回の後編ではビューア機能やノート機能、さらにサブディスプレイ機能といった個別の機能についてチェックしていく。

●13.3型にして約490gと軽量なボディー

 まずはスペックと外観を見ていこう。画面サイズは13.3型と大型で、同じE Ink電子ペーパー端末であるKindle(6型)と並べると、親と子ほども違う。画面解像度も2200×1650ピクセルと十分だ。

 ボディーは約6.8mmと薄型で、iPadなどのタブレットと比べても遜色がない。モノクロ16階調のE Inkパネルはタッチ操作をサポートしており、一般的なタブレットと使い勝手は同様だ。4096段階の筆圧検知に対応したワコム製スタイラスの利用もサポートしている。

 ボディーは樹脂製ゆえ、画面中央など一箇所に負荷がかかるのはなるべく避けたいところ。持ち歩く時はウレタンタイプのケースよりも、表と裏からパネルで挟み込むような、硬質タイプのケースを使った方が安心だろう。

 CPUはQualcomm オクタコア(2.0GHz)、メモリは4GB、ストレージは64GBというスペックだ。読書用のE Ink端末では、メモリが1GB未満であることも珍しくないので、かなりの充実ぶりだ。なお外部メモリカードには対応しない。

 インタフェースはUSB Type-Cを装備する。急速充電がUSB Power DeliveryではなくQuick Charge 3.0なのは、QualcommのCPUを採用しているためだろう(QCはQualcommが推進する規格)。OTGもサポートしており、USBドライブの読み出しにも対応する。その他、PCなどのサブディスプレイとしても使えるmicroHDMI端子を搭載している。

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