週明けに盛り上がるアキバ自作街、なぜ?

ITmedia PC USER / 2020年2月15日 6時5分

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支払い方法に異変が続く自作街

 au PAYの「誰でも! 毎週10億円! もらえるキャンペーン」は、2月10日から3月29日までの7週間に渡って、毎週総額10億円の還元を実施する大規模なキャンペーンだ。秋葉原の多くのPCパーツショップが対象店舗となっている。

●月曜なのに休日の売り上げを超えました――au PAYキャンペーンの反響

 初週は2日目の火曜日に10億円に達したが、その2日間は軒並み多くのユーザーが殺到したようだ。「月曜日なのに休日を普通に超える売れ行きになりました」(パソコン工房 秋葉原BUYMORE店)、「この2日間は圧倒的にau PAY決済が多かったです」(パソコンSHOPアーク)などのコメントを聞いた。

 最大瞬間風速でいうと、2018年末の“PayPay祭り”の方がすごかったとの声も多いが、「au PAYは7回来ますから、その合計でみるとどうなるか」(ドスパラ秋葉原本店)と、トータルで比較する見方も少なくない。

 なお、現状の決済方法では「クレジットカードが主流で、現金と○○ペイが続く」という感触が多い様子だ。○○ペイで優勢なのは圧倒的にPayPayで、2位以降は団子になっているらしい。au PAYもその中に含まれるが、キャンペーンを終えた頃にどの立ち位置にいるか見物だ。

 一方で、品不足への懸念も深まっている。

●「3月末までは覚悟してください」との声も――モノ不足への不安が募る

 今週も、アキバのPCパーツショップの光景は先週とほぼ変わらない様子で、SSDやメモリの値上がり傾向はあるものの、棚に空きが目立ったり購入制限がかけられたりといった光景はまだあまりみられない。ただし、ショップから聞こえる懸念の声は確実に深くなっているように感じた。

 「春節休みが開けた後も、地方に帰省した従業員が戻れなくて困っている工場がたくさんあるみたいです。マザーボードやグラフィックスカードの生産はなかなか元のペースに戻らないかも」

 「工場が再稼働しても、物流が滞ったままだと商品に組み上がるまで至りません。『3月末までは覚悟してください』なんていう代理店さんもいました」

 「SSDやメモリの値上がりは、やはり加速していますね。SSDは年末に比べて5割近く上がったモデルもあります。今週はケーブル類も値上がりの話が聞こえてきました」

 などなど……。

 先週までは、新生活準備シーズンを直撃との心配が多勢だったが、今週はその先までの影響を不安視する見方が増えた感がある。とはいえ、先になるほど未確定要素が増えるので、ひとまずは直近の具体的な影響に注視するのが良さそうだ。SSDやメモリの値上がりは既に起きている。今後は、パーツの値動きと品薄傾向に目を光らせたい。

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