AMDの新GPU「Radeon RX 6000」シリーズ正式発表 DirectX 12 Ultimate対応で579ドル(約6万円)から

ITmedia PC USER / 2020年10月29日 2時39分

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Radeon RX 6000シリーズのフラッグシップモデル「Radeon RX 6900 XT」を手にするリサ・スーCEO

 AMDは10月28日(米国東部夏時間)、「RDNA 2」アーキテクチャに基づく新型GPUを搭載するグラフィックスカード「Radeon RX 6000」シリーズを発表した。想定販売価格は579ドル(約6万円)からで、米国では11月18日から順次発売される。

●Radeon RX 6000シリーズの概要

 Radeon RX 6000シリーズで使われるRDNA2アーキテクチャのGPUは、前世代の「RDNA」アーキテクチャと同様に7nmプロセスで製造される。命令パイプラインの改善、「Infinity Cache」と呼ばれる新たなキャッシュメモリの採用、動作クロックの向上などの効果により、RDNA比で最大で50%以上のパフォーマンス向上を果たした。

 Radeon RX 6000シリーズはMicrosoftの「DirectX 12 Ultimate」をサポートし、リアルタイムレイトレーシング(RT)にも対応している。NVMeストレージからグラフィックスメモリに直接データを読み込む「DirectStorage」も利用可能だ。

 さらに、自社のRyzen 5000シリーズ(デスクトップ向け第4世代Ryzen)プロセッサと組み合わせた場合、CPUからグラフィックスメモリにフルアクセスできる「AMD Smart Access Memory」を利用することでさらなるパフォーマンス向上を図れるという。同社独自の画質改善機能「AMD FidelityFX」も利用可能だ。

●製品ラインアップ

 今回発表されたグラフィックスカードは、グレードの低い順に「Radeon RX 6800」「Radeon RX 6800 XT」「Radeon RX 6900 XT」の3種類。それぞれの主なスペックは以下の通り。なお、全カード共に128MBのInfinity Cacheと16GBのグラフィックスメモリ(GDDR6規格)を搭載している。

・Radeon RX 6800:演算ユニット60基、消費電力250W

・Radeon RX 6800 XT:演算ユニット72基、消費電力300W

・Radeon RX 6900 XT:演算ユニット80基、消費電力300W

 Radeon RX 6800は、4K(3840×2160ピクセル)でのゲーミングにおいてNVIDIAの「GeForce RTX 2080 Ti」と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮するという。ただし、Smart Access Memoryを有効にした場合(≒Ryzen 5000シリーズと組み合わせた場合)の数値である。

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