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試して分かった「Core Ultra 200V」の実力! Intelの新型CPUはゲームチェンジャーだと思ったワケ 現行ノートPCとの決定的な違いは?

ITmedia PC USER / 2024年9月24日 22時15分

スタンダードモード(最大ノイズ:32dBA)

・最小:17W(純正標準値)

・最大:22W

パフォーマンスモード(最大ノイズ:44dBA)

・最小:24W

・最大:28W

フルスピードモード(最大ノイズ:47dBA)

・最小:28W

・最大:33W

 当たり前かもしれないが、より大きな騒音(≒ファン回転数)を許容するほど、消費電力(≒パフォーマンス)は向上する。ただ、一般的なユーザーはファンの回転数設定を行う機会は少ないと思われるため、今回のレビューでは特記のない限り「スタンダードモード」に固定してテストを行う。

●ベンチマークテストで実力をチェック!

 それでは、Zenbook S 14(UX5406)を通してCore Ultra 258Vの実力をチェックしていこう。

 先述の通り、MyASUSでのファン回転設定は特記のない限り「スタンダードモード」とした上で、AC駆動の状態でテストを行う。Windowsの電源モードも原則として標準設定の「バランス」とした。あくまでも“素で”どこまで使えるのかを見るためだ。

CINEBENCH R23

 まず、CPUコアの性能を確認すべく「CINEBENCH R23」を実行した。このテストは、Windowsの電源設定を「バランス」「トップクラスの電力効率(省電力重視)」「最適なパフォーマンス(性能重視)」を切り替えつつ実行した。以下の通りの結果だ。

・マルチコア

・トップクラスの電力効率:7883ポイント

・バランス:8108ポイント

・最適なパフォーマンス:8087ポイント

シングルコア

・トップクラスの電力効率:1877ポイント

・バランス:1875ポイント

・最適なパフォーマンス:1842ポイント

 バランスと最適なパフォーマンスは、誤差といえる範囲内に収まった。一方で、トップクラスの電力効率を選ぶと、ポイントはそれなりに下がる。

CINEBENCH 2024

 続けて、CINEBENCHシリーズの最新版「CINEBENCH 2024」を使って、バランス設定時のAC駆動時とバッテリー駆動時のCPUパフォーマンスをチェックした。結果は以下の通りだ。

・マルチコア

・ACアダプター駆動:492ポイント

・バッテリー駆動:389ポイント

シングルコア

・ACアダプター駆動:119ポイント

・バッテリー駆動:70ポイント

 バッテリー駆動ではACアダプター駆動の6~7割程度のスコアとなっている。デフォルトでは、バッテリーの駆動時間を重視する電源チューニングになっているようだ。

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