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Core UltraになったタフネスPC「TOUGHBOOK FZ-G2N」の実機をアレコレ試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年11月29日 17時0分

 そのようなFZ-G2Nの処理能力を、ベンチマークテストでチェックしてみよう。今回評価機材の構成は以下の通りだ。

・CPU:Core Ultra 5 135U(12コア14スレッド/vPro対応)

・メモリ:16GB

・ストレージ:512GB NVMe SSD

・ディスプレイ:1920×1200ピクセル(タッチ操作対応)

・OS:Windows 11 Pro

PCMark 10

 PCの総合性能をチェックする「PCMark 10」の結果は以下の通りとなった。

・総合:5731ポイント

・Essentials(日常利用):1万50ポイント

・Productivity(仕事利用):7702ポイント

・Digital Content Creation(コンテンツ作成):6602ポイント

 本機が採用するCPUは、TDP 15Wの省電力を重視したCore i5シリーズのミドルレンジクラスだが、それでも、2023年に登場した省電力タイプの第12世代Core i5搭載ノートPCを上回るスコアを出している。TOUGHBOOKシリーズがカバーする用途を考えると、必要十分な性能を備えているといえる。

CINEBENCH 2024

 レンダリングを通してCPUの性能をチェックする「CINEBENCH 2024」では、マルチスレッドのスコアが439ポイント、シングルスレッドのスコアが93ポイントとなった。

 こちらを第12世代Coreプロセッサファミリーと比較すると、その上位クラスで、かつ処理能力を重視した“P”タイプのCore i7-1280Pのスコアを上回っている。

CrystalDiskMark 8.0.5

 最後に、内蔵ストレージの性能を「CrystalDiskMark 8.0.5」でチェックした。

 シーケンシャル(SEQ1M Q8T1)の読み出しは毎秒3524.97MB、書き込みは3157.81MB、ランダム(RND4K Q32T1)の読み出しは毎秒419.71MB、書き込みは356.67MBとなった。

 PCI Express 4.0 x4接続のSSDとしては、ミドルレンジモデルなのを考えると妥当なスコアといえるだろう。

 バッテリー駆動時間は、従来モデルのFZ-G2Eでは標準バッテリーで動画再生時が約7時間、アイドル状態で約18時間だったのが、FZ-G2Nの標準バッテリー(50Wh)ではそれぞれ約9時間と約20時間に延びている。

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