マウスコンピューターのG-Tune改め「G TUNE」が20周年! 価格も期待できる記念モデルの仕上がりは? 徹底レビュー
ITmedia PC USER / 2024年12月11日 12時5分
ここからはeスポーツ系タイトル3つの例を紹介しよう。まずディアブロ IVだ。解像度は2560×1600ピクセル指定、画質プリセット「高」(最高画質のウルトラの1つ下)、DLSSがバランス、レイトレーシングオフといった設定で平均130fps、1%Lowが108.1fpsだった。
本タイトルはフレーム生成にも対応しているが、レスポンスを重視する人は使わない方がよい。フレーム生成を使わない方向で平均180fps超を狙ってみると、画質プリセット「低」、DLSS:ウルトラ・パフォーマンス、レイトレーシングオフといった設定で平均188.4fps、1%Lowが154.8fpsが得られたので参考にしてほしい。
続いてのタイトルは、オーバーウォッチ2だ。解像度は2560×1600ピクセル指定で、画質プリセットは「エピック」(最高画質設定)としている。AMD FSR 1.0をオンとした設定で平均140.9fps、1%Lowが103.8fpsだった。画質プリセットを「ウルトラ」に下げると平均269.9fps、1%Lowが178.4fpsとなったので、本製品が採用する180Hzパネルにマッチする。
最後にテストしたのは、エーペックスレジェンズだ。起動オプションに「+fps_max 0」としてフレームレート上限を回避(完全ではない)している。解像度はこれも2560×1600ピクセル指定だが、このゲームにプリセットはない。
そこで設定できる最高画質、最軽量画質で計測した。テクスチャストリーミング割り当てについてはGPUのグラフィックスメモリが6GBなので「最高(VRAM:6GB)」、アンチエイリアスはTSAA、テクスチャフィルタリングは異方性2Xに固定とし、まずは各項目を最高ないしは高に引き上げた場合で平均131.4fps、1%Lowが74.3fpsだった。
一方、各項目を低ないしは無効とした場合で、平均183.8fps、1%Lowが99.5fpsだった。エーペックスレジェンズの場合、パネルのリフレッシュレートに合わせることを優先するなら最軽量設定がよさそうだ。
なお、付属するACアダプターの出力が210Wのため、事実としてCPUが最大115W、GPUも最大115Wなので210Wではフルパワーが出せないのは計算上からも確かだ。ただし、CPUとGPU両方に100%負荷がかかるような状況も、そこまであるものではない。ゲームにおいても同様だ。ベンチマークスコアもスペックからすると妥当なものだったと言っておきたい。
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