蚊に刺されるといつも皮膚科にお世話に…どうすれば?

イクシル / 2019年9月7日 12時0分

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人によって、蚊に刺されやすい人と、比較的刺されにくい人がいますよね。今回は3歳の女の子のママからの相談ですが、お子様が蚊に刺されやすく、重篤化しやすいとのことです。未然に防ぐ方法や、症状悪化を抑える方法はないか、アドバイスを希望されています。専門家の方からはどんな回答が寄せられたでしょうか。見ていきましょう。

4歳児のママからの相談:「虫刺されの予防法と、刺された後の対処法」 『毎年、夏になると近所に住むお友達同士で自宅近くの公園で水遊びをしています。夕方になるとどうしても蚊やブヨなどが水際にやってきます。虫除けスプレーや虫除けシールを貼って対策しているのですが、うちの子だけ刺されてしまい困っています。そして、娘はアレルギー体質で蚊に刺されると巨大な水ぶくれになるので、皮膚科に行かなくてはなりません。娘だけ水遊びをしないと言う事は可哀想なので、何かいい対策や、蚊に刺されても重症化しない方法はあるのでしょうか?(35歳・女性)』

虫刺されの原因「アレルギー反応を起こす要因とは」

アレルギー体質な上、子どもの皮膚は薄いため、細心の注意が必要のようです。

『娘さんも水遊びを楽しみたいですよね。ですが、水遊びをするとどうしても使用した虫除けスプレーやシールの効果は薄れてしまうと思います。また、アレルギー体質ということですから、刺されても重症化しないようにする方法というより予防に重点を置く必要があると思われます。(看護師)』

『子どもの皮膚は薄く、虫刺されの経験も少ないため水泡などができやすいものです。子どもは虫に刺されてもすぐには症状が出ないことが多いので、気付かずに、そのままにしてしまうことも原因ではないでしょうか。(看護師)』

『流れの緩い川や水路に近い場所は、蚊の一番生息しやすい場所とされています。しかし、近付かないようお子様の行動を100%抑えることは、子育てにおいて望ましいことではなく難しいことでしょう。また、夏場は温度管理が難しく肌の露出が多くなりがちです。そのため蚊に刺される可能性を高くします。(看護師)』

『お子様はアレルギー体質とのことですが、デリケートな肌には、特にバイ菌や雑菌が悪さをします。掻き毟りを防ぐ対策をしなければ重篤化しやすくなることでしょう。(看護師)』

できるだけ蚊に刺されないように最低限の予防が必要

虫刺され前に出来る限りの予防対策は必要です。また、皮膚症状を重篤化させない適切な対処方法を知っておきましょう。

『できるだけ刺されないように注意してあげることが大切です。水遊びの際、使用した虫除け剤は、用量用法を守りつつ貼り直しや塗り直しをしてあげた方が良いでしょう。また、足の皮膚の常在菌の種類が多いと蚊に刺されやすい傾向があるという研究データがあります。まずは除菌シートで足首から下の皮膚を清潔にしてから、肌に合った虫よけ剤を使うことを試してみてもよいかもしれません。(看護師)』

『できるだけ刺されないように、肌を露出しないような服装にしてあげましょう。暑いでしょうが、アレルギー反応を起こすより体には良いと思います。熱中症には気を付けて、こまめに水分摂取をさせてあげてください。(看護師)』

『今かかっておられる皮膚科で処方されたお薬で対処してあげる他、上下長袖の服(ラッシュガード等)を着せて皮膚の露出をしないように気をつけてください。また、外で遊んだ後は着替えをさせ、身体に虫がついていないかもチェックしてあげてください。(看護師)』

『空間自体に効く虫除けも市販されていますので、場所が決まっているのであれば使用してみるのもいいかもしれません。個人差はありますが、だいたい小学生くらいになると蚊に刺されても軽い症状で済むようになってきますので、様子を見ながらケアしてあげてください。(看護師)』

『害虫予防には、虫除けスプレーの使用はもちろんですが、虫除けリングなどとの併用もオススメです。また服装管理にも気を付けてください。なるべく肌の露出の少ないものを選んで着用することが、予防対策としては効果が高いといえます。(看護師)』

『刺されたときの対処法としては、塗り薬も大事ですが、患部を冷却することもオススメです。痒みは炎症を引き起こしていることが原因です。皮膚の炎症が軽減すれば掻痒感も和らぐこととなり、掻き毟りによる擦過傷を防ぐことになります。(看護師)』

『手洗いをしっかり行い、爪の手入れも丁寧に行いましょう。傷口からのバイ菌や雑菌の混入を防ぐことも、重篤化予防には大切です。掻痒感や水泡、発赤や腫脹を細目に確認するようにしてください。なるべく早めに対処策を取ることが大事です。(看護師)』

アレルギー体質を改善させることはとても難しいことです。予防策として、肌の露出を控えたり、虫除け剤やシールは適度に使用したりするなど工夫すると良さそうです。専門家のアドバイスを参考にしながら、お子様の様子を細目に観察し、常に早めの対応を心掛けましょう。


監修者:青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。病院や地域の保健センターでの勤務を経て、株式会社 とらうべ 社員。妊娠・出産・育児相談や女性の身体の悩みに関する相談に親身に応じ、赤ちゃんタッチ講師も務める。一児の母。 蚊に刺された部位が腫れてパンパンに!ステロイド剤を塗っても大丈夫?

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