夏の危険から子どもを守る“My日かげ”! 紫外線&暑さ対策に子ども専用の日傘がおすすめ

イクシル / 2019年8月22日 12時0分

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かつて日焼けは元気な子どもの象徴でしたが、紫外線による健康被害が報告されてからは、そのイメージも一変しました。環境省でも「紫外線環境保健マニュアル2015」(*1)の中で紫外線の浴びすぎに注意するよう呼びかけています。
外出する時の紫外線・暑さ対策の基本は何といっても「日かげ」を利用すること。そのため自分で日かげを作れる「日傘」が注目を浴びています。若い女性はファッションとしても利用し、最近では男性利用者も増加中、子ども専用の日傘も発売されています。日傘の効果はどの程度?子ども専用の日傘は大人用と違うの?などなど、最近の日傘事情からママが知っておくべき子ども日傘の選び方までを紹介したいと思います。

*1:紫外線環境保健マニュアル2015

女性の69.8%が日傘使用。最近では「日傘男子」も登場!

平成30年度は、記録的な酷暑により熱中症患者の緊急搬送が過去最大になりました。
そんな中、熱中症予防対策の強化に乗り出した環境省が勧めているのが、一人ひとりで手軽にでき、暑さ対策にも効果的な「日傘」です。(*2)
環境省の調べによると、女性の約7割が日傘を使用していると回答する一方で、男性の利用者は約14%止まりとなっています。しかし「日傘男子」なるワードも登場し、デパートでは男性用日傘の売り場も広がっているようです。

*2:環境省 日傘の活用推進について

日傘使用で暑さが軽減されることが実証済

日傘の効果は実験でも証明されています。日傘の人と帽子のみの人との汗の量を比べたところ、日傘の人のほうが、約17%も汗の量が減少することが分かっています。(*3)
人は暑いと汗をかいて体を冷やそうとする仕組みがあります。ところが汗は血液から作られているため、たくさんかくと血液が少なくなり、体調が悪くなる場合があります。そこで、日傘で直射日光を防ぐと熱中症のリスクが軽減できるというわけです。
また、日傘をさすと、実践女子大学の実験によると日傘の中は周囲の温度より10度以上低くなるという結果もでています。

*3:実験条件 男性6名により帽子のみをかぶった状態と、日傘(日射を99%以上カットする)を使い、約15分間の歩行運動を2回実施し、汗の量を比較。

室内および屋外における暑さ寒さの専門家 渡邊慎一教授のお話

渡邊教授:熱中症予防対策の強化はますます課題となっています。そこで、暑さ指数(WBGT)の低減効果が比較的高い「日傘」の活用をオススメします。
私の研究の中で、屋外における日傘の有無による温熱効果の影響に関する実験では、夏季の屋外において、日傘を使うことにより暑熱感覚が改善され、日傘下の頭部の暑さ指数が平均で1.8℃、最大で2.9℃低下することが明らかになりました。また、衣服にそれぞれ日傘と帽子を着用した場合の紫外線遮蔽率も比較すると、約10%程日傘の方が高い結果が出ています。帽子は覆った部分の紫外線はほぼ完全に遮蔽でき局所的な効果はありますが、日傘は頭部だけでなく、肩や胸など広範囲をカバーすることができます。

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