頬にしか症状が出ないけど、アトピーなの?

イクシル / 2014年10月22日 8時0分

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4カ月の子供の頬に出た湿疹を、小児科にてアトピーと診断されました。現状では頬にしか症状が出ていないのですが、本当にアトピーなのか疑問に感じているママからの相談です。

ママからの相談:「頬にしか症状が出ていなくても、アトピーなのでしょうか?」

『子供は現在4カ月です。生後2カ月頃から頬に赤みとポツポツしたものがでるようになり、小児科に連れていきました。私は乳児湿疹と考えていましたが、医師からは頬が乾燥しているからアピーだろうと言われました。その時は納得してステロイドの塗り薬と保湿クリームをもらって帰りましたが、頬しか発疹がでているだけでもアトピーなのか疑問に感じるようになりました。私がアトピーだったときは全身カサカサでしたが、子供の肘の内側や首、膝裏などはとてもきれいな皮膚でアトピーとは思えません。(20代、女性)』

もう少し大きくなるとアトピーの素因があるか調べられるようになります。

6カ月頃になるとアトピーの素因の有無を検査できるようになり、確定することができます。引き続き様子を観察して、保湿ケアを行うようにアドバイスがありました。

『アトピー性皮膚炎は、 一般的には良くなったり、悪くなったりしながら、慢性的に続くかゆみを伴う湿疹です。診る先生によって、乾燥肌と言われたり、アトピーだと言われたり、月齢が低いほどはっきりしないと言われています。アトピーのお子さんは、乳児時の早い段階から湿疹がみられますが、頭部や顔面から始まって手足にも広がり、皮膚の乾燥、皮膚が固くなる、部分的に切れるなどの症状を伴うことがあります。診断のために測るアレルギーの抗体価は、6カ月頃過ぎたころが、信頼性が高くなります。また、アトピー性皮膚炎はアレルギーとの関連性が高いと言われています。ご家族にアレルギー体質の方がいる場合や、食物やハウスダストなどのアレルギーに反応を示した場合、乾燥しやすい肌質など、さまざまな原因が重なることで、皮膚の状態、発疹の出現状況は変わってきます。現段階でははっきりしませんが、アレルギーの素因を持つと考えられるお子さんなので、皮膚のケアをこれまで通り手をかけてあげてください。(小児科、皮膚科看護師)』

『アトピー性皮膚炎とは、アレルギー体質の人に生じた慢性の痒い湿疹でかゆみを伴います。発疹は湿疹病変で、急性の病変としては赤くなり(紅斑)、ジクジクしたぶつぶつ(丘疹、漿液性丘疹)ができ、皮がむけてかさぶたになる(鱗屑、痂皮)状態です。アトピーであるかどうかは、検査でアトピー素因を持つかどうか調べてもらうことではっきりします。遺伝的要因もありますので、相談者さんの既往から、お子様がアトピー素因を持っている可能性はあると考えます。小児科の医師も「アトピーだろう」と憶測で言っているので、症状が強く出るならば検査で調べても良いでしょう。アトピーの方の大半が、保湿成分が少ないドライスキンの状態といわれています。もらった薬を塗ることも大事ですが、ふだんからのお子様の保湿ケアも大切にしてくださいね。 (看護師)』

まずは、肌の様子をよく観察して肌の保湿ケアをしてあげることが大優先。その後、検査をしてアトピーの素因があるか調べてみてはいかがでしょうか。お大事になさってくださいね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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