水ぼうそうなど任意の予防接種は、受けるべき?

イクシル / 2014年11月4日 18時0分

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1歳になる子供に公費の定期予防接種は受けさせてきましたが、水ぼうそうやおたふく風邪などの任意の予防接種について、受けるべきか悩むママに、看護師さんたちはなんと答えているでしょうか?

ママからの相談:「水ぼうそうやおたふく風邪などの任意の予防接種は、受けさせるべきなのでしょうか?」

『1歳になる子供はこれまで定期の予防接種を受けていましたが、少しずつ任意の予防接種について案内されるようになりました。インフルエンザなどは分かるのですが、水ぼうそうやおたふく風邪なども予防接種を受けるものなのでしょうか?私自身、子供の頃これらの病気は誰でも一度はかかるものと言われて、友達が発病するとあえてうつしてもらいに行かされたと記憶しています。今は、水ぼうそうなどにかからないままでも良いという考えなのでしょうか?(30代、女性)』

水ぼうそうやおたふく風邪は、重症化すると様々な合併症を引き起こします。

水ぼうそうやおたふく風邪は、重症化すると不妊、脳障害など恐ろしい合併症を引き起こす病気であると教えてくれました。

『おたふく風邪は、合併症が起こると髄膜炎、脳炎や難聴になることもあります。思春期を過ぎてからおたふく風邪にかかると、睾丸炎や卵巣炎を起こし不妊の原因になることもあります。水ぼうそうは脳障害などの合併症を起こす可能性があり、感染するとウイルスが身体の中にひそんで、将来的に帯状疱疹を起こすこともあります。(看護師)』

『おたふく風邪を発症した患者の約3~10%に脳の中枢神経に影響を及ぼしてしまう髄膜炎を合併するといわれています。 保育園、幼稚園などは、ワクチンを打っているかチェックしますし、園によっては打っていないと入園できないところもあるようです。(小児科看護師)』

もし感染しても、予防接種で重症化を防ぐことができます。

もし水ぼうそうなどに感染しても、予防接種を受けていれば重症化を防ぐことができます。水ぼうそうワクチンに関しては、新たに定期予防接種になったことについてもアドバイスがありました。

『病気をうつしてもらうというのは、無防備な身体に危険なウイルスを入れるとても危険な行為です。予防接種では弱ったウイルスや死滅させたウイルスを体内に入れて抗体を作ることで、実際に感染してしまったときに素早くウイルスを攻撃し、重症化を防ぎます。 予防接種していたからかからなかったと感じる方も多いですが、予防接種を受けていると、実際に感染してもほとんど症状が出ないことが多いため、知らないうちにかかっていることもあります。(小児科看護師)』

『水痘ワクチンは、2014年10月1日から定期の予防接種となりました。ぜひ、接種をご検討ください。ワクチンには作用も、反作用もあります。ワクチンを打ったから絶対にかからないわけではありません。水ぼうそう、おたふく風邪はそれぞれ生ワクチンですので、ごく軽い感染状態になるため、まれにかかってしまわれるお子さんもいます。もし、不安や疑問があれば、しっかりと説明を受けてから受けられると良いでしょう。(小児科看護師)』

病気の感染そのものを防ぐほかにも、もし感染してしまった場合の重症化や合併症を防ぐことが、予防接種の目的です。ワクチンについて不安があれば医師に相談しながら、予防接種についてご検討ください。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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