出産を重ねるごとに肌が痒くなるのは、年齢的なもの?

イクシル / 2014年11月11日 15時0分

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現在2人のお子さんを持つ相談者の方は、出産を重ねるたびに肌に痒みが出るようになったと言っています。単なる年齢的なものなのか、何か出産に関係があるのか、この悩みに対する看護師さんたちの回答とは。

肌の痒みについての相談:「2度の出産を経て肌の痒みが増加。年齢のせいなの?」

『37才で2人の子供がいますが、出産の度に冬場の皮膚の痒みがひどくなったように感じます。2回とも妊娠中に妊娠性湿疹が出て、我慢ならない痒みが続きましたが、この痒みは陣痛が始まる頃に消えて、産後には完全になくなっていました。しかし産後数年たった今になって、妊娠前には感じなかった背中やお腹の痒みを感じ始めました。病院を受診して塗り薬を渡されましたが、これは年齢的なものなのでしょうか(30代・女性)』

ホルモンバランスの乱れや、加齢が原因で乾燥肌になることも

出産のためにホルモンのバランスが乱れ、肌に変化があることも。また、年齢が上がるにつれて皮脂量は減少していくので、若い頃と比べると肌が乾燥しやすくなるようです。

『産前と産後ではホルモンバランスに乱れが生じ、体質が変化することもありますし、また育児や家事などの疲れやストレス、睡眠不足も肌トラブルの原因となります。更に、年齢を重ねると皮脂の分泌も低下するので、若い頃と比べると乾燥肌になりやすいようです。(産科看護師)』

『女性は年齢を重ねると、もともと脂性肌だった方も乾燥肌になっていくほどです。原因は女性ホルモンにあり、出産によりホルモンバランスは変化し、その後加齢によるエストロゲンの減少で、皮膚のハリや弾力を保つコラーゲンなどが減り、肌の代謝も衰えます。肌が乾燥していると、少しの刺激にも過敏に反応するようになり、湿疹やかぶれなどの肌トラブルの原因となります。(皮膚科看護師)』

普段の食事や生活環境で、肌の乾燥を防ぐことは可能です

肌荒れがひどい場合は薬を塗るとよいですが、普段から食事や部屋の湿度などに注意をはらうことで、肌の乾燥を防ぐことはできるようです。

『乾燥肌の対策は、塗り薬以外にも色々あります。食事はビタミンを多く含む緑黄色野菜や果物、たんぱく質を含む豆類、ビタミンEが豊富な豚肉も効果があると言われています。身体を洗う石鹸は低刺激で保湿効果のあるものを使い、自然素材のタオルか手で洗うとよいです。湯船に保湿性のある入浴剤を入れ、入浴後はしっかり水分を拭き取り、保湿クリームを塗るとよいでしょう。(産科看護師)』

『痒み止めもよいですが、保湿クリームなどで普段から乾燥を防ぐようにしましょう。洗濯洗剤も合成洗剤よりは低刺激性のものを使い、お部屋も乾燥しないよう濡れタオルをかけておいたり、観葉植物を置くのもよいでしょう。(看護師)』

『石鹸のつけすぎは、肌を守る皮脂を奪ってしまうので、こすらずに柔らかいタオルや手で洗うだけでも十分です。熱い湯も皮脂を奪うので、注意が必要です。入浴後はクリームなどで保湿し、加湿した部屋で過ごすとよいでしょう。また、十分な睡眠をとることや紫外線対策をすることなどでも、肌を乾燥から守ることができます。(皮膚科看護師)』

ホルモンバランスの乱れや、年齢を重ねるごとに皮脂量などが減ることが、肌荒れの原因となっているようです。十分に肌を保湿することが大切なので、一度普段のスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

イクシル

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