クラミジア感染症は、性行為以外で移ることはある?

イクシル / 2014年12月1日 18時0分

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陰部の痒みで病院を受診した相談者の方は、クラミジアと診断されました。パートナーである彼は検査結果が陰性だったのですが、クラミジアは性行為以外でも移ることがあるのかどうか、看護師さんたちが答えてくださいました。

クラミジア感染症についての相談:「クラミジアは、性行為をしていなくても感染する?」

『陰部が痒いので婦人科を受診したところ、クラミジアと診断されました。婦人科で「パートナーにも検査をしてもらってください」と言われたので彼にも検査をしてもらったのですが、陰性でした。私は、今の彼以外とは関係をもったことがないのですが、彼は私の前に他の女性経験があるので、クラミジアと言われた時は彼から感染したと思いました。彼からでないとすると、一体どこから感染したのでしょうか。空気感染とか、食器の使いまわしなどで感染したりするのでしょうか。(20代・女性)』

クラミジアは、性行為以外で感染することはないようです

クラミジアは性病であり、空気感染や同じものを共有して使ったりしても感染することはないようです。放っておくと不妊の原因になることもあるので、きちんと治療をする必要があります。

『クラミジア感染症は性行為感染症であり、決して空気感染や食器の使いまわしなどで感染するものではありません。近年オーラルセックスの増加に伴い、性器感染に口腔内感染を伴うことも珍しくないようです。相談者の方は彼以外との性交渉がないとすると、男性の口腔内にいるクラミジアから感染したということも考えられます。(看護師)』

『クラミジアの検査も、尿検査、おりものの検査(女性の場合)、口腔内の検査と種類があります。もし男性が口腔内にクラミジアをもっていても、尿検査だけでは陽性にはならないので、そういった場合は口腔内の検査も一緒に実施してもらったほうがよいでしょう。放っておくと、不妊や子宮外妊娠の危険も出てくるので、しっかり治療してくださいね。(看護師)』

口腔内のクラミジア検査は、泌尿器科や耳鼻科でもできます

口腔内のクラミジアは、インターネットで販売されている検査キットで感染の有無を調べることができるようです。病院なら泌尿器科や耳鼻科で検査ができるようなので、確実な診断のためには、病院を受診した方がよいかもしれません。

『口腔内のクラミジアは、最近はインターネットで購入できる「STD検査キット」で病院に行かなくても自宅で検査できるようです。しかしうまく採取できていない場合「陽性」であっても「陰性」と結果が出る場合があります。彼に協力してもらえるなら、泌尿器科もしくは耳鼻科で「咽頭ぬぐい液」(大きめの綿棒で喉の奥をぬぐい検査する)を採取し、さらに血液検査もしてもらうと一層安心です。(看護師)』

『相談者の方だけが抗生物質の内服で治ったとしても、パートナーの方も一緒に治療をしなければまた感染することになります。2人で治療すれば、今後双方間での感染の心配はないわけですから、今後も彼との関係を続けていくなら、きちんと2人で話し合い治療しておきましょう。(看護師)』

今後も彼とよい関係を続けていくなら、2人できちんと治療することが大切ですね。口腔内の検査については、泌尿器科や耳鼻科でできるようですので、彼にきちんと話をして検査してもらうと安心ではないでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

イクシル

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