陰部に痒いできものが。これってニキビなの?

イクシル / 2015年1月4日 18時0分

写真

女性のデリケートな部分である陰部は、下着の締めつけや蒸れなどでトラブルが発生しやすいものです。時折、陰部にニキビのようなできものができて痒いという相談に対し、看護師さんたちは何と回答しているのでしょうか。

陰部のできものについての相談:「デリケートゾーンである陰部にも、ニキビはできる?」

『ひと月に一度程のペースで、陰部のヒダのような部分に米粒程のできものができ、少し痛痒いですが、3日も経つとやがてなくなります。性病かと思い産婦人科へ行きましたが、性病ではないと言われました。結局原因不明のままで、インターネットで調べたら潰すとよいと書いてありましたが、これはニキビなのでしょうか。そもそも何故できるのかも分からないので潰してよいものかどうか、対処方があるなら知りたいです。(30代・女性)』

毛穴が炎症を起こし「毛嚢炎」になっている可能性が

陰部にできる吹き出物の場合、ニキビと似た「毛嚢炎(もうのうえん)」という症状かもしれません。デリケートな部分ですし肌が傷つく恐れがあるため、潰すのは避けた方がよいのではないでしょうか。

『ニキビは毛穴にアクネ菌が繁殖し、炎症・化膿した状態をいいますが、陰部の場合はニキビというより、毛嚢炎の可能性が高いと思います。これは、毛嚢と呼ばれる部分に細菌が繁殖しておこる炎症で、顔にニキビができるように、陰部にもニキビと似た吹き出物ができることがあります。(婦人科看護師)』

『症状からして毛嚢炎ではないかと思います。痛痒いということを受診時に医師に伝えましたか?抗炎症剤等の薬が処方されていたらそれを使用し、毛嚢炎は潰さない方がよいです。(看護師)』

『毛嚢炎の場合、化膿していたら切開して膿を出すこともありますが、そこまで悪化していなければ、軟膏や内服薬で治療可能です。できものを潰すという行為は膿を出すためだと思いますが、綺麗に膿が出なかったり皮膚が傷ついてしまうと症状が悪化することもあるので、避けた方がよいでしょう。(婦人科看護師)』

通気性のよい下着などで、できるだけ陰部を清潔に

蒸れたりすると悪化することがあるので、できるだけ通気性のよい下着をつけたり、免疫力の低下を防ぐため、生活習慣にも気を配るとよいようです。

『陰部を清潔に保ち、蒸れないように通気性のよいショーツを使用したり、ナプキンやおりものシートをこまめに交換することで自然治癒することも多いです。また、免疫力が低下していると毛嚢炎を起こしやすいので、バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。(婦人科看護師)』

『陰部を清潔にして、下着は通気性のよいものを使用して極力蒸れないようにすることが大切です。ボディーソープは洗浄力が強く却って治りにくくなるので、入浴時はデリケートゾーン用のソープを使い、十分に泡立ててこすらないように洗ってください。そして必ず泡を綺麗に洗い流してくださいね。(看護師)』

デリケートゾーンのトラブルは、人にも相談しづらく悩んでしまいますよね。毛嚢炎の場合、蒸れないよう清潔を心がけると防ぐことができるようですが、できてしまい痛みや痒みが強いなどの症状があれば、婦人科で薬を処方してもらうのもよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

イクシル

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング