体重の増減を指摘され、難産になるのが怖いです

イクシル / 2015年1月7日 18時0分

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妊娠中は体重の管理に気を遣います。初めての出産への不安から、体重を増やしすぎてしまい、その後ストレスで食欲がなくなってしまったという相談者さん。どう管理したらいいのか悩まれているようです。看護師さん達のアドバイスはどうでしょうか。

30歳妊婦さんの質問「ストレスで体重が増減。難産は避けたい」

『37週の妊婦です。36週頃、出産の怖さによるストレスで甘い物を食べ過ぎ、1週間で体重が0.5kgから1kg近くも増加。医師から「難産になるので体重管理して下さい」と忠告されました。それ以降は「難産になる」と思い込み、食欲が無くなり体重が減少。助産師さんからは「甘い物でもいいから食べて体力付けないと!」と言われます。どちらが正しいのかわかりません。なるべく出産を楽に終わらせたいのですが、どうしたらいいでしょうか? (30歳・女性)』

甘いものは小分けにして食べるなど工夫を

出産に関してはその道のプロがついているので、怖がることはありません。ストレス緩和のためにも、甘いものは適量なら食べても大丈夫とのこと。その際に食べ方を工夫をすると尚良いでしょう。

『“案ずるより産むがやすし”というように、実際に陣痛が始まれば、怖いと思う間もなく出産は進行していきます。その間は医師や助産師が誘導しますので、心配はいりません。赤ちゃんはお母さん達に会うために頑張るのですから、お母さんも一緒に頑張りましょう。ストレスで甘い物が食べたい時は食べても構いません。体重が気になるなら、洋菓子よりも和菓子。量を小分けにして、時間をおいて食べるようにするといいでしょう。(産科・婦人科看護師)』

適度な運動などでストレスを取り除いて

医師と助産師さんの忠告には、それぞれ理由があります。体重の急激な増加には注意しなければなりませんが、食べないと出産にも産後の育児にも必要な体力が維持できなくなります。

『標準体型の場合、妊娠による体重増加の目安は7~8kgといわれています。ただ妊娠前の肥満度によって変わるため、体格に応じて指導が行われます。体重増加が良くないとされているのは、妊娠中毒症を起こしやすくなるからです。また産道付近に脂肪がついてしまい、赤ちゃんが通過しにくい状況になり得ることもあります。(一般内科看護師)』

『先生と助産師さんの意見は、双方ともに間違いはありません。産科の医師は体重増やして構わないとは言い難く、急な増加に気を付けてといわれたのだと思います。また甘いものを適度にとることは、リラックス効果もあって緊張の緩和にもなるといわれています。出産や産後の数時間ごとの授乳には、体力が必要です。一番大切なのは、ストレスが少なくリラックスした気持ちでいられることです。(小児科看護師)』

『ウォーキングなどの適度な運動は、下半身の筋肉や関節を丈夫にし、靭帯が柔らかくなるために安産に繋がるともいわれています。またストレスにも効果的で、体力もつき、適度な空腹感も得られます。好きな音楽を聴く、芳香浴をするなど、自分にとってのリラックス法を実践されることもお勧めです。予測ができないことは不安につながりやすいため、出産の大まかな流れを知っておくことで、先の見通しも立ちます。(産科・婦人科看護師)』

適量の甘いものと適度な運動。難産を避けるためには、どれだけリラックスした環境づくりができるかにもよるのかもしれません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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