妊娠中のカフェイン摂取、量はどのくらいまで大丈夫でしょうか?

イクシル / 2015年1月8日 18時0分

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コーヒーや緑茶の好きな妊婦さんにとって、カフェインはどこまで摂っていいのか気になるところです。お腹の赤ちゃんに影響しない範囲でコーヒーを楽しみたい相談者さんに、看護師さん達はこのように回答しています。

34歳妊婦さんの質問:「胎児に影響しないカフェインの量とは」

『現在妊娠23週目ですが、コーヒーを一日約2杯飲んでいます。カフェインを薄めようと思いミルクをいれたりアメリカンにしたり工夫をしていますが、効果はあるのでしょうか?先日、妊婦の友人に「カフェインを取りすぎると興奮しやすく落ち着きの無い子が産まれるよ」と言われてしまい、血の気が引く思いです。コーヒーだけでなく緑茶やマテ茶も飲んでいます。胎児に影響を及ぼすカフェインの量はどのくらいからでしょうか? (34歳・女性)』

一日1杯か2杯程度に抑え、ノンカフェイン製品も試して

好きなコーヒーを我慢してストレスをためるのも胎児によくありませんが、一日の適正量を知って、なるべく控えめにしたほうがいいかもしれません。ノンカフェインのコーヒーやお茶に変えるのも一案です。

『好きなコーヒーを我慢してストレスをためるのも胎児によくありませんが、一日の適正量を知って、なるべく控えめにしたほうがいいかもしれません。ノンカフェインのコーヒーやお茶に変えるのも一案です。』

『カフェインは血管を収縮させるため、赤ちゃんに充分な栄養や酸素がいきわたらずに発育不全になったり、流産や早産にいたるケースもあります。さらにカルシウムを排出させてしまい、鉄分の吸収を妨げるので、お母さんが貧血になりやすくなります。できれば控えたほうがいいですが、飲まずにストレスになるようなら、少しは飲んでもかまいません。ノンカフェインのコーヒーもありますから、お試しください。(産科・婦人科看護師)』

『緑茶はコーヒーにくらべてカフェインは1/2~1/3の量で、マテ茶ですと約1/4です。マテ茶はカルシウムやマグネシウムが豊富で、飲むサラダとも言われています。適量なら問題ありません。カフェインのない麦茶、黒豆茶、カモミールやローズヒップなどのハーブティー、たんぽぽ茶も妊婦さんにいいと言われています。また、授乳中もカフェインの影響はありますから、出産後もできるだけ控えたほうがいいでしょう。(産科・婦人科看護師)』

ストレスなく過ごせることがより大切

一方で、ノンカフェインのコーヒーを試しても、口に合わないことも考えられます。しかし何より大切なのは、妊婦さんがリラックスして過ごせる環境です。

『妊娠中にカフェインを絶対に口にしてはいけない、ということはありません。コーヒーは1日に2~3杯程度、煎茶は3~4杯程度、紅茶1~2杯程度が適量です。私自身もノンカフェインやたんぽぽコーヒーなども試しましたが口に合わず、いつも飲んでいるコーヒーを適正量内で楽しんでいました。赤ちゃんに十分な酸素と栄養を送るためにも、ストレスが少なく、リラックスした気持ちで1日を送れることが、一番大切だと思います。(一般内科看護師)』

妊娠中のカフェインが絶対禁止ということはありません。ただ、お腹の赤ちゃんのことを考えてほどほどに楽しみ、軽い運動などでストレスをためないよう心がけましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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