産後の過ごし方はどうすれば?入院中から退院後、外出できるようになるまで

イクシル / 2018年12月14日 22時0分

写真

産後の生活をどのように過ごしたらいいか、妊娠中からイメージするのはなかなか難しいものですが、出産がゴールではありません。スムーズな産後を過ごすために、妊娠中から産後の生活をイメージしながら先の見通しをつけておきましょう。

入院中:産後の生活の始まりから1週間まで

病産院で出産した場合を例にみていきましょう。
入院期間は病産院によって異なりますし、経膣分娩か帝王切開かといった出産の方法や、初産か経産かによっても変わりますが、平均すると4~7日程度です。
出産で疲れた身体をしっかりと休めながら体調を整えて、赤ちゃんのお世話に慣れていくための大切な期間となります。
経膣分娩後における出産後~退院までの一般的なスケジュールの一例を簡単に紹介します。

<出産当日>


・出産~帰室まで
通常、出産直後から2時間までは分娩室で休む。出血量や血圧、子宮の収縮や会陰切開部など全身状態のチェックを受けた後、状況によって歩行または車椅子で帰室します。経過に問題がなければ、食事をしたりトイレに行ったり休んだり自由に過ごします。

・初回授乳
出産後、1時間以内に分娩台の上で初回授乳する施設も増えています。

・赤ちゃんの診察
生後24時間は赤ちゃんにとって子宮外の環境に適応していくための重要な時間です。医師による診察や助産師による観察がまめに行われます。

・ビタミンK2シロップの投与(入院中2回)
ビタミンK欠乏による出血を防ぐために行います。 』

<産後1日目~>


・母と赤ちゃんの全身チェック
・母はシャワー浴(洗髪もOK)
・沐浴
赤ちゃんの体温や呼吸など全身状態が子宮外の環境に慣れて安定するまでは、最近は沐浴せず身体を拭くのみで、退院近くになって沐浴を行う施設が多い
・授乳指導・沐浴指導・退院指導など各種指導


<退院近く>


・母の血液検査・尿検査・体重や血圧測定
・赤ちゃんの黄疸チェック・新生児マススクリーニング・聴力検査
・医師による内診・退院診察 』

最近では、赤ちゃんとお母さんの経過が問題なければ、お産直後から母子同室でずっと一緒に過ごすことが多くなってきました。赤ちゃんの様子をそばでよくみながらお世話ができるので、早く育児に慣れるメリットがあります。また、母乳育児を希望する場合は、お産直後のなるべく早期に、赤ちゃんがおっぱいを欲しがったときに合わせて継続して授乳したほうがスムーズだということがわかってきました。 とはいえ初めてのお世話は、抱っこでさえどうやったらいいか、これでいいのかと不安になることも多いでしょう。わからないことがあれば、助産師や看護師に声をかけてどんどん訊きながら助けてもらいつつ、少しずつ慣れていくとよいでしょう。もちろん、睡眠不足や体調がよくないときなどは無理せず、一時的に赤ちゃんを預けて休むことを優先することも必要です。入院中の他のお母さんとも話したり、お世話の様子をみたりするのもお世話に慣れていくひとつの方法です。授乳室や食堂など、集まれるようなところがあれば積極的に行ってみましょう。特に、夜中の授乳では「他のママさん達も頑張ってるんだな」と心強く感じたりするものです。

産後1カ月までの産褥期は無理せず夫や家族に協力を

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング