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朝ドラ「虎に翼」残り5話!最終週(9月23日~)あらすじ 美佐江(片岡凜)への後悔と向き合う寅子(伊藤沙莉)、よね(土居志央梨)&轟(戸塚純貴)は最高裁大法廷へ

iza(イザ!) / 2024年9月21日 8時15分

ある朝、星家に朋一が顔を出し、「裁判官、やめていいかな」とつぶやいた。朋一は、妻の真紀(藤丸千)から離婚を切り出され、「夫や父親の役目から解放してあげる」「隣にいて何の支えにもなっていないことが辛い」と言われたのだという。朋一は、家裁に異動になっても負けてたまるかと気を張っていたが、「裁判官に誇りを持って、司法の場をよりよくしたかった…。でももう、なんのためにどう頑張るのかわからなくなっちゃって…」と謝り、涙を流した。航一は何も謝る必要はないと息子に寄り添った。

最高裁調査官の航一は、美位子の事件についてまとめた分厚い報告書を長官の桂場に提出。尊属殺の重罰規定が違憲かどうか、大法廷で今一度判断を迫る時だと訴えた。桂場は「時期尚早」と受理を拒んだが、航一は鼻血を出すほどの怒りで抗議。興奮のあまり、そのまま倒れこんでしまった。駆けつけた寅子は桂場に膝枕されている航一を見て驚く一方、「桂場さんは若き判事たちに取り返しのつかない大きな傷を残しました。私は、彼らが許さず恨む権利があると思う」とぶつけ、桂場に「私が邪魔で面倒で距離を置きたくても、司法の独立のためにともに最後まで戦い続けるしかないんですよ」と訴えた。桂場は「ガキのような青臭いことを…」と呆れたが、寅子は「実は一私、周まわって、心が折れる前の、法律を知った若い頃の本当の自分に戻ったようなんです」と笑顔を見せた。昭和47年12月、美位子の事件は正式に最高裁に受理され、15人の裁判官による大法廷が開かれることになった。

ある日、寅子のもとを佐江子が訪問。自身が美佐江の母だと明かし、新潟・三条で寅子が美佐江を気にかけていてくれたことに礼を述べた。佐江子によると、美佐江は美雪が3歳になってすぐ車にひかれて死亡。そして美佐江が最期に記した言葉を見てやってほしいと、美雪が大事に持っていた手帳を差し出した。そこには20年近く前、新潟で見たあの腕飾りと同じビーズでできた赤い栞が挟んであり、美佐江のなぐり書きで「私はたしかに特別だった。私が望めば全てが手に入った。全てが思い通りになった。盗みも、体を売らせることもできた。けどこの東京で、私はただの女にすぎず、掌で転がすはずが知らぬ間に転がされていた。次々に沸く予期せぬことに翻弄された。身籠れば特別な何かになれるかと期待したが無駄だった。私の中に辛うじて残る『特別な私』が消えないうちに消えるしかない」とつづられていた。ページをめくると「あの人を拒まなければ、何か変わったのか? あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?」という言葉で締めくくられており、新潟で最後に美佐江に会った時、何もできなかった寅子は手帳を閉じ、泣くこともできず、絶望に打ちひしがれた。

「虎に翼」最終週「虎に翼」あらすじ

少年法改正の問題とともに、新潟での大きな後悔と向き合うことになった寅子。音羽は寅子とは考えが違うが、お互いのやり方について率直に話せるようになる。

一方、美位子を弁護するよねと轟は、いよいよ最高裁の大法廷に立つことに。そして、寅子は退官を迎えた桂場のあいさつをニュースで見守る。自身に残された裁判官としての時間も少なくなるなか、少年法改正の議論はいまだに続いていた。

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