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「光る君へ」道長(柄本佑)がまひろ(吉高由里子)との関係ひけらかし?「危ない橋渡りすぎ」「雅なやらかし」 「望月の歌」の元ネタ?も登場

iza(イザ!) / 2024年9月22日 20時55分

敦成親王の五十日の儀を祝う歌を交わす藤式部(吉高由里子)と道長(柄本佑)。左奥には2人の関係を訝しむ赤染衛門(凰稀かなめ)の視線が…(C)NHK

女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合など)の第36話が22日、放送され、主人公のまひろ(吉高由里子)と左大臣の藤原道長(柄本佑)が、宴に集まった公卿や女房たちを前に即興で歌を交わしたことで、2人の関係への疑惑が浮上。緊迫した展開に、視聴者の注目が集まった。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部(まひろ)の幼少期からの生涯と、「源氏物語」の執筆や権力者、道長とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。まひろと道長は、幼いころに知り合って思いを寄せ合い、幾度かの逢瀬を重ねたものの、それぞれの生き方を尊重し、夫婦でも愛人でもない、ソウルメイトとでも呼ぶべき特別な関係を大事に育んできた。しかし、公卿のトップに立つ道長は、自身や子孫の権勢を盤石なものとするため、娘の彰子(見上愛)を入内させ、一条天皇(塩野瑛久)との間に東宮候補になりうる皇子をもうけさせようと、命の危険も顧みず懐妊祈願の御嶽詣までして、さまざまな策を弄してきた。その1つが物語作家としてのまひろの才能に着目し、後宮の藤壺に女房「藤式部」として住み込ませ、帝のための「光る君」の物語を書かせることだった。目論見は狙いどおりにはまって、まひろの書く物語が帝の心をつかみ、それがきっかけで内向的だった彰子も心の内を素直に表現するようになって、帝との間にようやく愛情が芽生えた。

この日の放送で彰子が懐妊し、道長の嫡妻、源倫子(黒木華)の邸・土御門殿で無事に皇子を出産。敦成(あつひら)親王と名付けられた皇子の誕生から50日目を祝う五十日(いか)の儀(現在のお食い初めの祝い)には多くの公卿や女房が祝いに訪れ、道長が無礼講を宣言して、宴の会場となった土御門殿は酒に酔った公卿たちで大盛り上がりとなった。宴もたけなわのなか、道長は藤式部に声をかけ、祝いの一首をリクエスト。藤式部は、御簾の外から奥に控える彰子に向けて「いかにいかが 数えやるべき 八千歳(やちとせ)の あまり久しき 君が御代をば」(8000歳までも続く皇子の寿命を、いったいどうやって数えたらよいのでしょう)と詠んだ。道長は「さすがであるな」とほめ、藤式部と並んで座ると、「あしたづの よはひしあらば 君が代の 千歳の数も 数へ取りてむ」(鶴ほどの寿命が私にあれば、皇子の1000年続く寿命を数えることができるのに)と返歌。あまりに息の合った2人の様子に、女房たちからは「あうんの呼吸で歌を交わせるなんて」と驚く声があがり、ざわめきが起こった。さっきまで上機嫌だった倫子は表情を凍りつかせて無言で退席。道長は倫子の後を追い、藤式部は予期せぬ事態に戸惑いの表情を浮かべた。ほかの女房から耳にしていた藤式部と道長のうわさを信じていなかった藤式部の先輩女房で女流歌人の赤染衛門(凰稀かなめ)も、うわさが真実かもしれないと察した様子で、廊下で藤式部を呼び止めた。険しい表情で「左大臣様とあなたはどういうお仲なの?」と問い質された藤式部は、答えに詰まってしまった。

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