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朝ドラ「虎に翼」残り5話…9月23日第126話あらすじ 美雪(片岡凜)を助けて…佐江子(辻󠄀沢杏子)が寅子(伊藤沙莉)にすがる

iza(イザ!) / 2024年9月22日 8時15分

佐田寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)最終週「虎に翼」(第126~130話)の第126話が23日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京家庭裁判所少年部部長の猪爪寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

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昭和45(1970)年、山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)が被告の斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)の弁護を担当する尊属殺の裁判は東京高裁が一審判決を取り消して実刑判決を言い渡し、最高裁に上告された。最高裁で扱うべき事件かを選定し調査・分析を行うのは寅子の夫である星航一(岡田将生)たち最高裁調査官の仕事。よねたちが上告した尊属殺の事件を受理するかどうかも航一たちの調査にかかっていた。

そんななか、少年法厳罰化を進めようとする与党の幹事長、寒河江弘幸(外山誠二)が最高裁長官の桂場等一郎(松山ケンイチ)に少年法改正や現体制に批判的な裁判官の存在について苦言を呈した。最高裁で働く航一の息子、朋一(井上祐貴)は若手裁判官らと勉強会を開き積極的に意見を取り交わしていた。そんな矢先、朋一が家裁へと異動になった。

朋一の異動は桂場の手によるものと考えた寅子は桂場に直接確認。桂場はすべて自分の指示と認め、「裁判官は孤高の存在でなければならん。団結も連帯も政治家たちが裁判の公正さに難癖をつけるための格好の餌食になる今、キミが奮闘する少年法改正の邪魔にもなっただろう…」と述べた。寅子は「純度の低い正論は響きません」と反論し、政治家の顔色を見て若者を見せしめにして切り捨てたこと、恩師である穂高重親(小林薫)の理想とかけ離れてしまっていることを批判。何を守り何を切り捨てるべきかをもう一度話し合おうと提案したが、桂場は「思いあがるな!立場をわきまえろ!」と声を荒らげ退出を命じた。苦悩する桂場は寅子が出て行った後、再び多岐川幸四郎(滝藤賢一)の幻影を見た。多岐川は「お前の掲げている司法の独立っちゅうのは、随分さみしく、お粗末だな」と言って桂場の前から消えた。

同46年の春、美位子の事件は上告してから1年近くたつが、まだ最高裁で受理するかどうか決まっていなかった。よねは、山田轟法律事務所にやって来た航一に、過酷な美位子の半生を説明。この事件のおぞましさを述べる一方、こういった話は決して珍しいものではなく、ありふれた悲劇だと補足した。そして「私は救いようのない世の中を、少しだけでもマシにしたい」と力を込めた。

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