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朝ドラ「虎に翼」約4分!“よねさん”土居志央梨の熱演に胸熱 俺たちの轟(戸塚純貴)「いけ、山田」は「全視聴者の代弁」

iza(イザ!) / 2024年9月23日 10時47分

山田よね(土居志央梨)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第126話が23日、放送され、弁護士の山田よね(土居志央梨)が約4分にわたって見せた「魂の弁論」に視聴者が魅了され、この日、X(旧ツイッター)で「よねさんの弁論」というワードがトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京家庭裁判所少年部部長の佐田寅子を演じている。ドラマはこの日から最終週「虎に翼」(第126~130話)に入り、よねと轟太一(戸塚純貴)が弁護する尊属殺人の裁判が最高裁に受理され、昭和47年5月、15人の裁判官による大法廷が開かれた。

居並ぶ最高裁判事の前に立ったよねは、「論点は誰の目から見ても分かりきっていますので回りくどい前置きはしません」と切り出し、「刑法第二百条。尊属殺の重罰規定は明らかな憲法違反です」と断言。そして「昭和25年に言い渡された刑法、第二百条の最高裁合憲判決。その基本的な理由となるのは人類普遍の道徳原理。『はて?』」と続け、「本件において道徳の原理を踏みにじったのは誰か? 尊属である父を殺した被告人ですか? それとも家族に日常的に暴力を振るい、妻に逃げられ娘を強姦し続け子を産ませ、結婚を阻止するために娘を監禁した被害者である父親ですか?」と問いかけた。よねは「暴力行為だけでも許し難いのに背徳行為を重ね、畜生道に落ちた父親でも彼を尊属として保護し、子供である被告人は服従と従順な女体であることを要求されるのでしょうか? それが人類普遍の道徳原理ならば、この社会とわれわれも畜生道に墜ちたと言わざるをえない。いや畜生以下…クソだ!」と語気を強め、「憲法第十四条は『すべての国民が法の下に平等である』とし、第十三条には、『すべての国民は個人として尊重される』とある。本件は、愛する人と出会った被告人が全ての権利を取り戻そうとした際、父親から監禁と暴力による妨害を受けた結果であります。当然、正当防衛もしくは過剰防衛に該当する」と主張。「もし今もなお、尊属殺の重罰規定が憲法第十四条に違反しないものとするならば…無力な憲法を、無力な司法を無力なこの社会を嘆かざるをえない! 著しく正義に反した原判決は破棄されるべきです」と訴えた。

約4分にも及ぶ土居の熱演に多くの視聴者が心を揺さぶられ、Xには「目頭厚くなった」「魂の弁論」「見事」「静かで激しい怒りが胸を打った」「泣いてしまったよ」「よねさんの口頭弁論に感動。とても理論的でわかりやすい。『そのとおり!』と何度も叫んだ」などの声。また、よねが「クソ」と発言した際、最高裁長官の桂場等一郎(松山ケンイチ)が「弁護人は言動に気を付けるように」と注意した場面があった。その際、轟が「不適切な発言でした。おわびいたします」と謝罪しながらも、小声で「いけ、山田!」と後押し。そのコンビネーションに目頭を熱くする視聴者も多く、「轟の『いけ、山田』に涙腺崩壊」「いけ山田、沁みました」「最高のバディ」「今日の、俺たちの轟の『いけ、山田』というつぶやきは、全視聴者の代弁だよな」といったポストも寄せられた。


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