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朝ドラ「虎に翼」美雪(片岡凜)を説得する寅子(伊藤沙莉)に視聴者涙「永久保存版」「優三さんイズム」

iza(イザ!) / 2024年9月24日 9時57分

佐田寅子(伊藤沙莉)、並木美幸(片岡凜)(C)NHK

女優の伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第127話が24日、放送され、家裁に送致された並木美雪(片岡凜)からの質問に正面から答えた佐田寅子(伊藤)の言葉に、視聴者から大きな反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。ドラマは現在、最終週「虎に翼」(第126~130話)が放送されており、この日の放送で、東京家庭裁判所少年部部長の寅子は、友人に売春と窃盗を強要した疑いで家裁に送致された美雪を面接した。すると美雪は素直にすべての罪を認め、正直に答えたご褒美に質問がしたいと切り出した。寅子が了承すると「先生はどうしてだと思います? どうして人を殺しちゃいけないのか」。それは、美雪の母、森口美佐江(片岡凜)が20年近く前に寅子にしたのと同じ質問だった。

母も同じ疑問を感じていたことを知った美雪は少しうれしそうな顔を浮かべた。そんな彼女に寅子は失った命を二度と取り戻すことができず、言葉を交わすことも触れ合うこともできなくなると述べ、「だから人は生きることに尊さを感じて、人を殺してはいけないと本能で理解している」と伝えた。納得できない美雪は「そんな乱暴な答えで母は納得しますかね?」と冷笑。美雪の態度に怒りを感じた寅子は「美雪さん、私は今あなたの質問に答えています。お母さんの話はしていません」と語気を強めた。すると美雪は突然ナイフを取り出し、母も自分も異質で特別で手に負えない、救うに値しない存在だと寅子に迫った。しかし寅子は「全く逆」と返答。美佐江を恐ろしい存在と思ったことが過ちだったと反省し、「もっと話をすべきだった。彼女が分からないなら黙って寄り添うべきだった」と謝罪した。そして「だからね、美雪さん私もう、こんなこと繰り返したくない。あなたのことは諦めたくないの。あなたはお母さんをまねしなくていい。親にとらわれ縛られ続ける必要はないの。どんなあなたでいたいか考えて教えてほしいの」と語りかけた。寅子の訴えに「つまらない。そんなのつまらない。そんなのありきたり! そんな私じゃダメなんです!」と声を荒らげる美雪。寅子は「どんなあなたでも私はなんだっていい!」と応戦し、何度でも話し合おうと寄り添った。その後、美雪は持っていたナイフを床に放り投げ、部屋を出て行った。

試験観察となった美雪は、民間の施設でしばらく生活。半年後、問題を起こさず施設で過ごした美雪は、再び寅子と面会することになった。彼女は祖母、佐江子(辻沢杏子)の心配ごとがなくなるため、施設に残りたいと希望。しかし寅子が本音を問うと「おばあちゃんと一緒にいたい」と答えたため、寅子は、美雪を不処分にした。

美佐江と同じ質問をした美雪と向き合った寅子。その言葉が視聴者の注目を集め、SNSには「愛の深さ、伊藤沙莉の演技力に思わず涙が出た」「美雪への言葉は永久保存版」「寅子の真剣さが響いてウルっときた」などの声。また、美雪にかけた言葉が亡き夫、優三(仲野太賀)の言葉と重なるというネットユーザーも少なくなく、「優三さんの言葉を思い出す」「どんなあなたでもいい。って優三さんイズム」というポストもあった。



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