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[Japan In-depthチャンネル ニコ生公式放送リポート]【地域政党、無所属議員はどう戦ったのか?】~統一地方選2015総括~

Japan In-depth / 2015年5月14日 23時0分

[Japan In-depthチャンネル ニコ生公式放送リポート]【地域政党、無所属議員はどう戦ったのか?】~統一地方選2015総括~

地域政党「自由を守る会」を立ち上げた東京都議会議員の上田令子氏と、江東区議に初出馬で当選した三次ゆりか氏を迎え、統一地方選挙の総括をした。
今回の地方選は前評判通り投票率も低く、開票後のメディアによる深い分析もあまり見られない。これについて上田氏は、「マスメディアは国政政党ありきの地方選挙と思っている」と述べ、国政にばかり目が行き、地方政治を取材対象と思っていない実態を指摘した。実際は無所属がしっかり当選している今回の選挙を報道しないメディアを暗に批判した。

三次氏は初めての選挙戦を振り返り、「1日目は訴えかけてもスルーされ、握手もしてくれなかった。日を増すごとに手応えを感じるようになった」と話した。最終日になると、Uターンして握手を求められたり、学生や子供から「ゆりかが来てるぞー!」と注目度が一気にアップしたと感じたという。三次氏は「選挙って人のありがたみがわかる」と感慨を述べた。

上田氏は、三次氏を「ママフェスの女王」と紹介し、その行動力と発想力を評価していることを明かした。三次氏は、自身が産後うつを経験したことで、「家に引きこもっているママたちを外に出したい」と思うようになり、ママたちを対象にしたイベントを開催してきたという。その経験から「孤独なママを助けたい」という想いを訴え、今回の当選につながった。選挙戦でもママネットワークの支援が力になったそうだ。

メディアでは、美人女性議員をミスコンのようにもてはやし報道しているが、有権者はその人物をきちんと見て評価しようとしている。「メディアがその辺りに目を向けていない」と安倍編集長は述べ、そもそもメディアが地方自治に目を向けていないことが問題だとの認識を示した。

江東区が抱える問題として、三次氏は、近年の臨海地区の急激な人口流入により、子供の数が急増し、学校や小児科医が足りなくなっていることを挙げた。上田氏は、「お母さんの議員が少ない」ことを政治全体の問題として挙げ、「子供達は投票権がないので、そこをしっかり(ママ議員が)代弁していかないと」と話した。ママが子育てしにくい社会では当然少子化は解決しない。ママ議員による改革に期待したい。

最後に、三次氏は「オリンピックばかり注目されているが、注目されていない影の部分に光を当てたい」と抱負を語り、介護問題などにも力を入れていく考えを示した。上田氏は「無所属議員をサポートするための地域政党でいたい」と話し、全国レベルでの各地域政党との連携も視野に入れ、今後の地域政党の活動に意欲を見せた。

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