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「衆院選、争点は経済政策転換に」玉木雄一郎国民民主党代表

Japan In-depth / 2020年1月26日 19時38分

「衆院選、争点は経済政策転換に」玉木雄一郎国民民主党代表


細川珠生(政治ジャーナリスト)


「細川珠生モーニングトーク」2020年1月25日放送


Japan In-depth 編集部(坪井恵莉)


【まとめ】


・合流に向けた協議は政策のすり合わせを中心に継続する。


・国民への大義を明らかにした上で、新党を結成すべき。


・野党として提示したいのは、新しい価値観と社会観。


 


今回はゲストに国民民主党代表の玉木雄一郎氏を招いた。国民民主党は立憲民主党との今国会での合流を見送り、協議の継続を発表したが、合流見送りの理由や20日に開会した通常国会での方針について政治ジャーナリストの細川珠生が話を聞いた。


 


■ 立憲民主党との合流見送り


まず細川氏は、立憲民主党との合流を見送り、協議継続という結論に至った理由を尋ねた。玉木氏は「1月20日から通常国会が始まったので、『まずは国会に専念しよう』というのが両党が今回一つの区切りをつけた一番大きな理由」だと語った。


両党が協議を始めた経緯については、「(野党の協力体制を)進化させる一形態として党も一つにしたら良いのではないかという枝野代表の提案がきっかけだ」と述べた。協議では国会議員だけでなく地方の議員からも幅広く意見を取り入れ、「地方の意見も聞いたら慎重な意見が多かった」と明かした。


細川氏は、政策の一致が見られないままの合流は避けるべきだというのは玉木氏と枝野氏双方の意見なのか尋ねた。玉木氏はこれは双方の意見だと認めた上で、「これまで積み上げてきた共同会派としての信頼や実績が後退することはない」と強調した。


両党の合流については「党を一つにすることはそう簡単ではない。逆にそれを乗り越えてもやる時には、国民にとっての大義をちゃんと示さないと(いけない)。永田町の数合わせになってはいけない」と述べた。


細川氏はかつての自民党と与党時代の民主党を比較し、かつての自民党が部会などで議論を徹底して行ったのに対し、民主党は党内で議論が不十分だったために、党の決定に従わない議員が続出したのではないかと述べた。


これについて玉木氏は「もともと自民党も政党が合流してできた政党なので、最初は色々な意思決定がガタガタしていたが、だんだん色々なルールや仕組みが出来上がってきた」と指摘した。その上で、2009年に政権を獲得した民主党として「自民党に学ぶところは学ぶ」と語り、意思決定のシステムの確立や決定した党の方針には遵守するという議員の「作法」の改善に意欲を示した。


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