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「実行力+実現力」をアピール 千葉県知事選関政幸候補

Japan In-depth / 2021年3月8日 0時24分

「実行力+実現力」をアピール 千葉県知事選関政幸候補




武山雅樹(フリーライター)





【まとめ】





・千葉県知事選、事実上前千葉市長の熊谷俊人氏、前千葉県議会議員関政幸氏の一騎打ちに。





・関候補、我孫子市で街頭演説、自民党地元選出国会議員、県議、市議らそろい踏み。





・政策では、「給食費」ゼロからの食育、地産地消が印象的。





 





■ 自民党の関政幸ってどんな人?





緊急事態宣言が発出されている千葉県で、3月4日、任期満了に伴う県知事選挙が告示された(投開票日は21日)。





今回の選挙では前千葉市長の熊谷俊人氏、前千葉県議会議員関政幸氏をはじめ、共産党の金光理恵氏、後藤輝樹氏、加藤健一郎氏、皆川真一郎氏、平塚正幸氏、河合悠祐氏の8人が立候補している。とはいうものの、政令市の市長を3期務めた無所属の熊谷氏と、強い組織力を持つ自民党の関氏との事実上一騎打ちといえそうだ。





千葉県在住の筆者としては、他人事ではない選挙だ。





全国最年少で千葉市長となり先進的な市政を進めてきた熊谷俊人氏の実績は、千葉市民ではない筆者もSNSである程度知っている。しかし、森田健作氏の不出馬で、自民党候補者として有力だった鈴木大地・元スポーツ庁長官から急転直下、立候補が決まった関政幸氏については、ちょっと存じ上げない。





ざっと調べたところによると、関氏は2002年に早稲田大学商学部を卒業、2005年に司法試験に合格し弁護士となる。その後2011年に自民党から県議選に出馬(選挙区は千葉市緑区)し、3期連続の当選を果たしている。ちなみに熊谷氏は2001年に早稲田大学政治経済学部を卒業。同じ時期に早稲田大学で学んでいたことになる。同じ大学、同じ千葉市、同じ世代と共通点は多い。





では、実際の政策はどんなものなのだろうか? 3月7日に我孫子市で街頭演説を行うということで、行ってみることにした。





■ ザ・自民 地元選出の国会議員、県議、市議らそろい踏み





街頭演説が行われたのは街頭演説が行われたのは選挙サンデーと言われる重要な日曜日の午後、買い物客が多く訪れるスーパーの前の路上だ。重要な日曜午後に我孫子市としたのは熊谷支援を表明する県議会唯一の完全無所属県議がいることを意識したのだろうか。





しばらくすると街宣車が到着し、関候補が降り立った。白いジャンパーに青いタスキで爽やかな印象。関候補の露払いとして、我孫子市選出の今井県議、星野市長、猪口邦子参議院議員、桜田義孝衆議院議員が演説した。





しかし、休日の午後、気温も高く人手もそれなりにあったが、足を止めて聞く有権者は意外に少なかった。





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