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シンガポール、インドネシアで政権交代へ  変革と混乱【2024年を占う!】国際:東南アジア

Japan In-depth / 2023年12月27日 7時0分

大統領候補アニエス・バスウェダン大統領候補とムハイミン・イスカンダル副大統領候補組の支持率は16.7%、ガンジャール・プラノウォ大統領候補とマフッドM・D・副大統領候補の支持率は15.3%であった。当初は、ガンジャール/マフッド組に次ぐ2番手と目されていたプラボウォ/ギブラン組がここにきて大番狂わせの主役に躍り出る公算が大きくなっている。過去2回苦汁をなめたプラボウォ、三度目の正直となるか。 

■ ベトナム 6%のGDP成長率予測





アジア開発銀行(ADB)によると、2024年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率は6%と予想されている。





同行はまた、今年のベトナムの成長率見通しを従来の5.8%から5.2%に引き下げた。ADBの専門家は、予想を下回る外需の回復が産業とサービスの生産を阻害し、雇用と国内消費の回復の足を引っ張っていると指摘する。





さらに、エルニーニョの天候パターンやロシア・ウクライナ戦争による潜在的な供給障害も、特に食料とエネルギーに関してインフレを再燃させる可能性があると付け加えている。





果たして2024年のベトナム経済はどうなるか。東南アジアの優等生から目が離せない。

■ フィリピン 海上で続く国家間の睨みあい

中国との間で領有権を争っている南シナ海で、緊張状態が高まっている。





12月2日には、135隻以上の中国船がジュリアン・フェリペ礁周辺海域で確認され、フィリピン沿岸警備隊(PCG)が「憂慮すべき事態」とのコメントを出した。





しかしながら、その1週間後の9日には、中国海警局の船が食料や燃料を積んだフィリピン当局の船3隻に対し放水銃で進路を妨害するという暴挙にでた。





フィリピン側は「違法な攻撃行為を激しく非難する」と遺憾の意を表明したが、これに対し中国政府は、自国の海域に侵入した船舶に対し取締り措置を実施したとの立場を崩さず、平行線をたどっている。





中国は南シナ海の90%に対する領有権を主張しているが、その主張は公に認められていない。そんな中で相次ぐ南シナ海をめぐる争いには、親米のマルコス政権に応える形で米国も絡んでいる。フィリピン側に攻撃があった場合、アメリカはフィリピンを防衛すると中国に警告を発しており、中国としては背後の強国の影響も念頭に置いての行動を余儀なくされている。





マレーシアやベトナム、台湾なども南シナ海で領有権を主張している区域があり、24年も各国の思惑が入り乱れる海域となりそうだ。

■ ミャンマー 混乱続くミャンマー





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