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【エンタがビタミン♪】鶴瓶&松嶋の『きらきらアフロTM』脱線トーク。小籔は「ファミレスのオバハン」と評す。

TechinsightJapan / 2015年1月27日 20時15分

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笑福亭鶴瓶と松嶋尚美が、2人でトークを行うバラエティ番組『きらきらアフロTM』。『きらきらアフロ』時代も含めると、今年4月で番組開始から14年を迎える。その番組の魅力が大ファンだという小籔千豊の“ツッコミ”によって改めて明らかになった。

1月14日深夜放送の『きらきらアフロTM』(テレビ東京)は「昨年のO.A.を徹底検証!至高のトークSP」と題し、笑福亭鶴瓶と松嶋尚美が番組内で行ったトークで気になった箇所に、4人のゲストたち(TKO・木本武宏、小籔千豊、アンタッチャブル・柴田英嗣、アンガールズ・田中卓志)がツッコミを入れていくという企画が放送された。

公開されたのは、松嶋が“団塊の世代の男性との出来事”を話した時の映像だ。その男性への怒りを語る松嶋に、はじめは耳を傾けていた鶴瓶。しかし、何か思い出したように鶴瓶は「それやったら…」と松嶋の話を途中で止めさせ、自分が“若い女性から受けた仕打ち”について話し始める。

途中、各々が自分のトークを続けようとしたために噛み合わない場面があったものの、最終的に松嶋が“男性とのエピソード”を話しきったところでVTRは終了した。そのトークを文字で起こしたフリップを使って検証していく際には、番組を盛り上げるべくゲスト陣から愛のある厳しいツッコミが飛んだ。

特に鶴瓶と松嶋の話が全く噛み合っていない箇所について、番組の大ファンだという小籔は笑いながら「昼間、ファミレスでしゃべってるオバハンと一緒。会話が、あっちこっち行き過ぎてる」とコメントした。

この点について、2009年に出版された雑誌『SWITCH』の特集「笑福亭鶴瓶 鶴瓶になった男の物語」の『きらきらアフロ』を紹介するページに、興味深い内容が載っていた。番組開始間もない頃、鶴瓶が番組のディレクターに対して「松嶋の話にオチがなくても焦るな。それでええねん! 好きにさせたってくれ!」と言っているのをたまたま耳にしたという松嶋本人の証言の後に、次のようなことが書かれている。

「この番組の面白さは、オチをつけていく面白さではなく、どこに転がっていくかわからないものを2人が楽しむ、そのリアルな姿を視聴者に見せることにある。」

トークの中身の面白さはもちろんのこと、トークの途中で話が別の方向へと脱線していく様子が“新たな笑い”や“ドキドキ感”を生み出す。長きにわたって共に番組を作ってきた鶴瓶と松嶋だからこそ、小籔の言うように「ファミレスのオバハン」のような雰囲気で会話を楽しみ、それを“笑い”へと転化させることができているのだろう。
(TechinsightJapan編集部 TORA)

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