【エンタがビタミン♪】松井玲奈の不出馬宣言が意味するもの。どうなる『AKB48選抜総選挙』
TechinsightJapan / 2015年3月25日 13時55分
SKE48(乃木坂46兼任)の松井玲奈が今年、2015年の『AKB48第7回選抜総選挙』への不出馬を表明した。彼女はブログで昨年の選抜総選挙で5位に名前を呼ばれた時から「もうこれで最後かも」と感じたことを明かしている。それからずっと「もう選挙には出ないだろう」と胸にしまいながら過ごし、その間も自問自答してきた。その言葉からは卒業を前提にした不出馬ではなく、自身の成長を考えた時に“総選挙”を最善の道としなかったことへの葛藤が伝わってくる。
彼女はツイッターで立候補しないことを伝えた件について、2015年3月24日の夜8時前に『松井玲奈オフィシャルブログ』で「話せる範囲で…」と改めて説明している。
その主旨は選抜総選挙で1位になることを諦めたから辞退するのではなく、テレビ番組や雑誌、映画などの活動やステージでファンに喜んでもらうことも同様に大切だと考えた上で、「みなさんと自分としっかり向き合っていきたいから、選挙には出ないという答えを選びました」というものだった。
様々な活動で期待に応えられるかどうか。「それはステージの上でも同じではあります。でもそこには順位はありません」、「ここからは“順位”という道はようされていません。自分との勝負です」といった言葉が印象的だ。
『AKB48選抜総選挙』は、それまでシングル表題曲の選抜メンバーを秋元康が決定していたものをファンの意見を反映させて決めようという発想でスタートした。メンバーも“お祭り”として参加してきたが、イベントの規模が大きくなるほどファンの期待に応えたいというプレッシャーも増している。
AKB48グループの活動として“劇場公演”、“握手会”そして“選抜総選挙”は大きな柱となっている。ただ、前者2つが「会いに行けるアイドル」として本来の目的を追求するのに対して、一大イベントとなった“選抜総選挙”はその要素が薄くなっているのではないか。
松井玲奈が“順位”ではなく、ファンに喜んでもらう活動に集中するために今回の判断をしたことは、今後の選抜総選挙のあり方へも影響するはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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