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【エンタがビタミン♪】鈴木京香、息子を戦地に送り出す母親を熱演。子役との再会では“おかあさん”の眼差しも。

TechinsightJapan / 2015年5月29日 9時55分

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28日、東京・丸の内にて映画『おかあさんの木』完成披露会見と舞台挨拶が行われ、鈴木京香、三浦貴大、田辺誠一、磯村一路監督と子役たちが登壇した。白い割烹着姿で登場した鈴木は、劇中で「貴重な幸せの時間だった」というお汁粉を振舞い、子供たちを「美味しい」と喜ばせた。

鈴木京香は久々の子役たちとの対面に、「髪の毛が伸びた。幼少期の子供たちは大きくなった」と目を細める。「大きくなった息子たちが頼もしい」と優しい眼差しで子供たちを見つめる姿は本当のおかあさんそのもの。「白玉はひとり3個ずつね。おまけ」とお汁粉を子供の茶碗につぎながら語りかける鈴木とそれを受け取る子役は、映画のワンシーンのようである。本物の親子のようなやりとりに会場は温かい空気に包まれた。



映画『おかあさんの木』出演にあたって初めて物語を読んだという鈴木。「ページをめくるたびに胸がいっぱいになり、感動して…。脚本を読んだ時も違った思いで泣いた」と涙なくしては読めなかったことを明かすと、目を潤ませた。力強く優しいおかあさんを演じるにあたり「泣いてばかりのおかあさんではダメ。強い気持ちで臨んだ」と7人の息子を戦地に送り出す母親の悲しみを見事に演じている。



息子のひとり次男役を演じた三浦貴大は、「母と別れて出征していく気持ちをどう作ればいいのか色々考えていたが、(鈴木という)おかあさんがいて自然にできた」「おかあさんが京香さんで良かった」と笑顔で語った。



今回のおかあさん役を「とてもいい経験になった」という鈴木は、「物語で息子を戦地に送るたびに植えた“桐”の模様を探して、京都で仕立てた」という着物姿であった。落ち着いた色合いで桐の模様が控えめに刺繍されたその着物は鈴木に良く似合う。「仕立てが間に合って良かった。何年か先に着たいと思う」と微笑んだ。数々の役を経験してきたベテラン女優の鈴木であるが、“おかあさん”という役で深みのある演技を見せてくれることだろう。



発表から40年、小学校中学年から高学年の国語の教科書にて愛される児童文学者・大川悦生(98年没)著「おかあさんの木」。7人の息子を戦地に送り出したおかあさんの愛、家で懸命に待つおかあさんへの子供たちの愛、普遍的な親子の愛の物語が感涙の映画化。

映画『おかあさんの木』は、6月6日(土)号泣のロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)

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