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【エンタがビタミン♪】加藤浩次、ゲイホストに挑戦した若手時代「割り切れば60万円と言われて…」

TechinsightJapan / 2015年9月14日 20時25分

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売れるまで稼げないのが芸能界の仕事である。特にお笑い芸人に関しては、極貧の若手時代をネタにする人気芸人も多く、本業のほかにアルバイトで生計を立てている場合が多い。そんな中、今や芸人としてだけでなく番組MCとしても人気のある加藤浩次は、ゲイホストの仕事に挑戦したことがあるという。自身のラジオ番組で、その当時を振り返った。

12日深夜に放送されたMBSラジオ『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』の中で、上京したばかりの若手時代に触れた加藤浩次。実はかつて、ゲイホストにスカウトされた経験があるという。

当時、相方の山本圭一と芸人で落語家の月亭方正の3人で渋谷でナンパしようとしていた時、加藤だけが名刺をもらい「新宿でホストやりませんか?」とスカウトされたのだ。その場は「興味がない」と断った加藤だが、新人だった彼はかなり生活が厳しい状態。何日間か働いて数千円か数万円貯まれば生活できると考え、スカウトマンに電話をかけてみた。

その後、新宿でスカウトマンと再会しお店に案内されることになったが、そこは“ホストの聖地”歌舞伎町ではなく“新宿二丁目”。お店は“ゲイ専門のホスト”だった。事実を知った加藤は驚愕し断るも、その時の加藤は帰りの電車賃も持っていない。スカウトマンに説得され、とりあえず店内に入ることとなった。

店では「バリエーション豊かな」男性が10人くらい立って客を待っていたそうだ。恐る恐る隣のホストに声をかけると「割り切ったら稼げるよ」と返事が。おまけに「先月は60万円くらい(稼いだ)」と言うではないか。加藤はあまりの金欲しさに「割り切ろう」と決意したという。

その後、加藤は“初指名”されたものの、その客は坊主頭で真っ白なファンデーションを塗ったおじさんだった。あまりの衝撃的な客に「店長、俺もう無理です」とギブアップ。お店を飛び出して派出所でお金を借り、家に帰宅したそうだ。

数十年前の出来事を未だ鮮明に覚えているところからして、この出来事は加藤にとってかなり衝撃的であったようだ。一方でその場を逃げずに“割り切って”いたら、かつての“狂犬”キャラや朝番組でMCを務める真面目な姿は見られなかったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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